畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

立秋

2012-08-07 20:04:55 | 農作業

8月7日(火)   ときどき 

結局、朝一番の作業は、タンクへの水汲みだった。雨は降らなかった。夕方、畑に回った連れ合いは、「少しは湿っていたから大丈夫じゃない?」と、言っていたが、夏の太陽の照りは、そんな甘いものじゃない。9時過ぎに畑に到着したら、もうしんなりしている苗も多かった。一時間ほどかけて、たっぷりの水をかけてやる。これで大丈夫。延々と続いたような気持ちにさせられた、大豆の植え付け作業はすべて完了。後は、中耕徐草と、株間の手取り除草をやれば、収穫までは、放任することになる。もう水掛けの必要はないから、ホースも片づけてくる。

その後は、大豆育苗の片付けと、これからの作業の準備に手を付ける。これからの作業は、一大作業となる、稲刈だ。早生を栽培している早い人で、10日過ぎには稲刈が始まるだろう。我が家は、早生の餅で、25日頃。コシヒカリは、末から9月に入ってからとなるだろう。それでも、刈取脱穀、乾燥、籾摺り、籾貯蔵。それぞれ準備が必要だ。そして、畑はと云えば、ニンジンの種まきをやらなければならない。この天候では、ただ種蒔で終わりとはならないだろう。水かけ、遮光ネットの被覆なども必要だろう。そんな訳で、準備は、早くから、手の空いている時にやっておく。トラクターなどの移動も必要で、そのための草刈などなど、あれをやり、これをやり。そして、母を迎えて、数日の世話も追加される。

立秋だ。まだまだ、暑い盛りだが、これからは、残暑となると云う。今年も、長い長い残暑の中の作業となりそうだ。