畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

通夜

2011-01-10 18:38:41 | 暮らし

1月10日(月)  

朝の冷え込みはないが、日中、気温上がらず、寒い。連れ合いは、上京。畔の草刈、刈払機、半日。インターネットで、資材の調査、購入など。パソコンの前で、作業。外の日向より、室内の日蔭は寒く感じる。

訃報は、寺の役員会の延期の連絡からだった。

「明日(9日)の役員会は延期になった。知ってるだろう」

「えっ!なに!」   「Yさんが、なしになったってよ」  「、、、、」

話によると、7日夜、新年会か何かで、遅く帰って来て、布団に入ったという。飲んで帰ったのだからと、朝も起こさず、そのままだったという。昼過ぎになっても、起きてこないので、部屋に入ったら、、、、。

彼は、私より一年先輩。移住後の付き合いだから、学校とかの先輩後輩の関係はない。しかし、集落の行事や、いろいろの役は、年齢順になることが多い。そんな訳で、彼は、いつも私の一つ前にいた。とりわけ、地区の祭りを取り行う、講中青年会では、5年間役員になる。一つ先輩にあたる彼とは、4年間、役員として、付き合ってきた。

そんな、彼の訃報を耳にした時、「えっ! 俺たちの番になるのか」と思ってしまう。今の世の中、還暦を過ぎて少しくらいでは、早すぎる、と云うのが正直なところだろう。まだ、就いていないいない集落の役もあったのに。それを済ますことなく、逝ってしまった。

「それはないだろう!俺が、その分早く、役に就かなくてはならないじゃないか」