1月30日(日) いちじ のち ちらつく
味噌作りの一日目。久しぶりに、6時前に布団を出る。米をとぎ、炊飯器のスイッチを入れて外に出る。まだ日の出前、ようやく薄明るくなったばかりだ。釜戸に薪をくべ、焚きつけの新聞紙に火を付ける。四つの釜戸を次々と焚きつける。細い枝から燃え始め、太い薪に火がつけば、もうたち消えることはない。火の番をしながら、食事の支度。母を起こすが、奇跡的に、シーツもパジャマも濡れていない。子孝行の母に朝食を取らせ、デイサービスに送り出し、本格的に今日の準備。道具や機械を準備する。10時過ぎには、地元の友人夫婦も到着。東京から、Kさんも到着。火の番は交代し、昼の準備も始める。昼食は簡単に、おにぎりと、豚汁と漬物。そのころには、豆も煮えて柔らかになる。友人夫婦から、豆をミンチに掛ける。彼らは、作業終了次第、帰って昼食というので、我々は、お昼にする。
一休みして、我が家の味噌作りにかかる。大豆と麹と塩を混ぜてから、ミンチに掛けるから、豆は昼飯前に釜から上げて、冷ましておいた。ちょうど人肌くらいで、ベストだ。一人がすくってミンチ機にのせる。一人が詰まらない様に少しづつ投入口に落としてゆく。大豆だけの場合と違い、麹と塩の固さと粘りで、時間はかかる。完了は、4時をかなり回るころ。作業は明日も続くから、簡単に片づけ。ホッとする頃、急に寒さを感じる。空には、真っ黒な雪雲。暗くなる、6時近くには、雪が舞ってくる。
たいしたことはないだろうと、たかをくくっていたが、降り続く。念のためにと、明日のために用意した薪にシートを掛け、ようやく、今日の作業は完了。明日は、千葉の自然食品店の味噌作り。今夜には、プラス四人。食事の用意だ。