畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ゆでタマゴ

2011-01-29 17:58:06 | 暮らし

1月29日(土)    ときどき 

思ったより天気は悪くならない。洗濯ものは、よく乾いてくれるが、畑の方はカラカラ。少しでもお湿りが欲しいが、そんな兆候はない。野菜が干上がってしまっている。ブロッコリーもカリフラワーも蕾が小さなまま、じっと乾きと寒さに耐えているといった感じだ。

出荷作業。味噌用の豆を洗って、釜に入れ、水を張っておく。寒さのせいで、水もひときわ冷たい。

午後は、月曜日の昼食の準備。当日は、20人近くに膨れ上がる見込み。ダイコンと、タマゴが余るほどだから、おでんを作って、という連れ合いのリクエスト。早めに煮込んだ方がよいし、明日は、我が家と地元の友人の味噌作り。朝から火の番をし、午後は100kgを超える味噌を仕込むことになる。最近は、大勢の食事の支度は珍しくもなった。前倒しで準備する。

そこで、ゆでタマゴの話になる。おでんに入れるためには、殻をむかなくてはならない。いつも、ゆでタマゴの殻むきには、苦労している。というか、気の短い私には、きれいに剥けない。白身が殻に着いてくる。ゆっくり、ていねいにやれば、ある程度きれいに剥けるのだろうが、タマゴ一個の殻むきに、時間をかけては、ゆでタマゴ一個がいくらになる、と云うのが私の発想。それでいつも、表面がぼろぼろのゆでタマゴを並べることになる。

今回は、20日以上前のタマゴを、この日のために取っておいた。新しい卵ほどむきにくいのは常識。ならばと、月初めのタマゴを大鍋に入れて、弱火に掛けた。じっくりとゆでて、水に放つ。空鍋に入れ、揺すってひびをいらせて、水を張る。しばらく放置して、冷たくなった頃を見測って、殻をむき始める。2~3個剥いて、いい加減にしろ、と、大声が出る。相も変わらず、白身着きの殻ができてしまう。つるりと見事に剥ける卵は、三割もない。気室の方がきれいに剥け始めたと思い、気を良くすると、次の殻には、白身がつく。注意して、薄川と白身の間に水を入れる様に剥いても、ちょっと油断すると、小さな割れ殻にぶちっと白身。もう駄目。雑になり、ボコボコ卵。

なぜなんだ。きれいに剥けるのはよほど古い卵なのか。私が、そんなに下手なのか。

違いと云えば、有精卵か、そうでないかだけの違いしかないと思うのだが。

教えて!


日記

2011-01-29 08:39:02 | 農作業

1月28日(金)   ときどき 

畑片づけ。あまりの出来の悪さに、放りっぱなしだったヤーコンを片づけようと、引っこ抜いたら、そこそこのイモが付いている。捨ててしまうのも忍びないと、掘り取ることにする。予定外の時間を使ったが、コンテナに一つほどを収穫。これで、一通り夏野菜の片付け、マルチの撤去は終わる。残渣を燃したら、耕すことができる。

午後は、味噌作り(30日、31日)の準備。年に一回しか使わない大釜を4個、味噌小屋からかつぎ出す。ドラム缶製の釜戸も用意する。歳を取ってゆくこれからも、準備はできるのだろうかと思いながら、腰をかばいつつ、洗ったり、据え付けたり。大豆は、明日朝には洗って、水に浸しておかなくてはならない。時間も場所も取る。日常の作業と、並行するから、うまく棲み分ける必要もある。クン炭作りなどの道具は、一応しまいこむ。明日の出荷に支障がないようにもしなければならない。などなどと、せわしなく動く。

さらに、母帰る、である。10日ぶりのことだが、この間は、新潟での葬儀出席や、出かけはしなかったが、新潟の親戚の葬儀など、非日常のことが続き、母との生活のパターンに戻るタイミンにずれが生じた。昨晩はなんとなく疲れてしまった。