1月5日(水) ときどき
寒気が入り込んでいるということで、陽射しはあっても寒い。天気予報は晴れと云っても、寒気の影響か、ときどき、雪雲のような灰色の雲が、一面を覆う。そんな日だった。
初荷、午前中は、作業場で、出荷作業。母のショートステイの迎えが来るまでは、家にいなければならないので、ちょうどよい。去年は、夏の猛暑の影響で、秋冬野菜の準備が遅くなった。その影響で、不作だったものが多く、充分に育たないうちから、収穫したり、小さなまま収穫期を迎えるなどで、満足な野菜が少ない。かといって、この寒い冬に、急ごしらえで、野菜を作ることなどできない。ハウスが広ければ、それも考えられるが、ハウスは、育苗目的のもの。今から利用すると、育苗期にかかってしまう。そんな訳で、これからは、なんとかしのいでゆく以外ない。
今年の天候が、この地の昔ながらの、緩やかに、当たり前に、温暖に、移ろってくれることを祈る、年頭の、初荷である。
午後は、田んぼ作業。昨日の続きで、田の畔の草刈。モアでの作業は、一時間もしないで終わらす。その後は、刈払機。この作業に移る時は、少々寒くても、衣類を一枚少なくする。機械のエンジン部分を背中に背負うし、身体を動かし、汗を誘う作業だから。途中、休みを取って、三時間弱。日が陰ると、冷たい空気が、軍手を通して、手を冷やすが、薄着でも体は暖かい。作業を終わらし、機械を下ろすと、冷気に急に襲われ、運転席に飛び乗る。