ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

忙しい日

2011-04-12 | 日記・エッセイ・コラム

 あの震災から、ちょうど一ヶ月。少しずつ、以前のような日常に戻りつつあるかなァ~と思っていた昨日。新年度最初の登校でもあるし、お弁当作りが遅くならないように、頑張って早めに起きて、家族全員を気持ちよく送り出しました。

 やれやれ、睡眠不足気味で、ちょっと眠いかな...なんて感じで、家事などをしながら過ごし、夕方、ピアノのレッスンをしている最中に、また「揺れ」が...。

 このところ、携帯の緊急地震速報の音は、しょっちゅう鳴ってるし、誤報も多いし、「揺れ」にも慣れっこになりつつあるものの、今回は、けっこう大きかったですね。でも、「長さ」も「規模」も、前回よりは弱く感じたし、第一、電気は止まっていない...。

 しばらく様子を見てましたが、今度は、町の防災無線から、大音量のサイレンが鳴り始め、「避難命令~!」と言う声が。「またしても津波?」

 どうやら、また「津波警報」が発令された模様。予想では「1メートル」とのことだけど、とにかく「物々しい雰囲気」になってきたので、レッスンは中断し、その子を自宅まで車で送り、一人家に帰ってきました。

 一ヶ月前の時は、家族がいたので、けっこう冷静でいられたものの、一人きりだと、心細いものですね。 やがて、メールにて家族全員と連絡を取り、その後、鉄道が全部ストップしてしまったことや、雷注意報が出ていることから、今のところチャリで通学している高校生の息子を、車で迎えに行くことにしました。

 道路が渋滞気味で、いつもの倍くらいの時間をかけて、水戸駅に到着。メールにて着いたことを知らせると、「北口にいる」との返事。何で「北口?」。「南口に来てよ。」と、メールしても、なぜだか送信できない。 何度試してもダメで、結局、夫経由で、送信してもらい、どうやら、「通路が封鎖されてる」ことが判明。

 とは言っても、私の運転技術では、「北口」へ行くのは自信がない...。そこで、慣れている「千波大橋」経由で、「南町方面」へ向かい、どこか、待ち合わせ場所を考えることに。その間、メールの送信を試みると、たまに送信できたりする。結局、「県立図書館前」で、待つことにし、メール送信に苦労しながら、ようやく息子に会えたのが、水戸に着いてから、約1時間後でした。

 通信手段がうまくいかないと、こうも苦労するものなんですね...。

 夕飯の支度をする暇もなく、家を出てきたので、その日は、ファミレスで食べることにし、バスで水戸へ向かっている夫を、タイミングがよければ、拾っていくつもりでしたが、私たちが食べ終わった頃でも、まだ、JRの2駅分しか進んでいない状況だったので、しかたなく、そのまま帰ることにしました。

 自宅に到着してまもなく、「流れが良くなってきた」との連絡が。そこで、また車を走らせ、「勝田駅」へ。(そちらの方が、いく分近いかと...。) 慣れている「東口」へ向かおうとしたら、「西口にいる」との連絡が。(なんで、この日に限って、いつもと反対の出口ばかりなのか...?) 夜だし雨だし、慣れてないし、で、入る場所に迷ったりして、結局へんなとこを一周して、ようやく到着。無事、夫を乗せることができたのでした。 いやはや、疲れた一日でした。

 今後も、マグニチュード7~8クラスの余震は、覚悟しておいた方がよさそうだそうで、いったい日本列島は、どうなってしまったんでしょうかね...?  もしかして、「ひょっこりひょうたん島」みたいに、海の上を浮かぶ「島」になってしまったとか? ナンチャッテ。

コメント (5)
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