大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

多花美(たがみ)(割烹/北浜)

2014年03月23日 11時07分25秒 | ジャパニーズ
 『黄龍』がある船場平野町小路の一番奥にある割烹です。グランド・オープニングは、2011年12月08日だそうです。大将は、『つる家』におられた方です。この場所に来る前は、北巽に店を構えておられたようです。
 
 カウンター8席、テーブル8席のスモールサイズの店で、酒用のストッカーもあまり大きくはないんですが、こだわりの日本酒や焼酎が揃えられています。店の一番奥、サッシの外側に植木が置かれていて、小さい庭のようにしつらえてあるんですが、植木が全部枯れてるんですよねぇ。それなら、植木鉢ごと撤去してしまった方が良いような気はしますが…。

 
 まずは、ビールをオーダーします。生か瓶かは聞かれなかったので、生しかないんでしょう。たぶん…。メンソールは、何を食べるかによって何を飲むかを臨機応変に変えるので、ビールを飲み続けるだろうと思われるときは、中ジョッキ以上でも良いんですが、今回のように、とりあえず喉を潤すためにビールがほしいときなんかは、グラス・ビールとか瓶ビール(小瓶)とかがあったりするとありがたかったりします。なので、小ジョッキでビールが出てくると嬉しかったりはします。
 
 突き出しは、仕入によって変わるらしいのですが、今回は胡麻豆腐。乗せられているのは雲丹と山葵です。ダシが少し醤油辛いかなと、最初は思うんですが、胡麻豆腐の優しさと合わせると、バランスが良く感じられてしまうから不思議です。




 まずは造り盛り合わせをオーダー。左からメイタガレイ、剣先イカ、ヨコワです。メイタガレイ用にはポン酢、剣先イカとヨコワには造り醤油が用意されます。造りをオーダーするとツマに大根が添えられることが多いんですが、やはり残してしまうことが多かったりします。なので、いろいろな野菜が添えられていて、それが適量だったりすると、また嬉しかったりする訳ですね。




 煮物の中に、食べたことのないものがあったので、オーダーしてみました。フグの田舎煮なんですが、フグを揚げたものを煮浸しのような感じで仕上げるものです。フグといえば、大人数であれば鍋も考えられますが、一人だったりした場合は、てっさか唐揚げということになります。メンソールはてっさよりもぶつり切りの方が好きですが…。この食べ方は、言ってみれば鍋の感覚で一人前分が楽しめるといった感じになります。唐揚げにしてしまうと、衣もそれなりに硬いので、フグの身の歯ごたえやぷりぷり感もあまりしっかりとは感じられなくなるんですが、ダシで合わせると、衣も柔らかくなり、フグ本来の食感を損なうことがないようです。唐辛子やニラが使われていますが、淡泊なフグの味を殺すことはなく、仄かな辛み、仄かな香りを味わうことが出来るようになっています。なかなかに素敵な一品です。



 
 筍ごはんです。メンソールはごはんはもちろん炭水化物は極力食べないことにしてます。だって、日本酒から炭水化物は取れますから…。でも、今日は特別です。



 
 最後は焼き物なんですが、ハマグリです。半生状態で、火の入れ具合が絶妙な感じです。焼き貝を肴に酒が飲めるなんて、幸せです。






(店  名) 多花美(たがみ)
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市中央区平野町2-2-6 船場平野町小路
(電  話) 06-6223-9039
(定 休 日) 日祝
(営業時間) 11:30~売切次第終了(月~金)、17:30~売切次第終了(月~土)
(席  数) 16席(テーブル2卓8席)
(ウ ェ ブ) http://osaka-tagami.com/top

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