memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

資源枯渇でアジア漁船が豪州海域に入る

2017-03-12 00:09:30 | 水産・海洋

アジアの魚戦争が豪州海域にまで到達。東ティモールの海岸で中国のPingtan Marine Enterpriseによって漁獲された数百頭の死んだサメを示すDroneの映像は、オーストラリアの近くに急速に侵入している海の近代戦争の最新の例である。(2月25日AGE.AU)

アジアの中産階級の需要と南シナ海での緊張に置かれた漁業者らによる脆弱な資源を保護しようという動きがある。「彼らの背後にあるのはエキゾチックなものだけではない」とシンガポールのISEAS Yusof Ishak研究所のスペシャリストIan Storeyはいう。「それは海の中で泳ぐもののほとんどである」と。

今月には豪州水域のサンゴ海に深く入り込んだ場所で2隻のベトナム漁船と乗組員29人がナマコを捕獲しているところを拘束されている。 昨年中盤以降すでに12隻の船が拿捕されたが、天候が良くなればさらに多くが侵入することが見込まれる。

またこれらとは別に2015年には20隻が拿捕されている。これに対し2014年は4隻だけであったと豪州漁業管理局が報じている。「南シナ海の違法操業がこの背景にある。その資源枯渇により大型の中国漁船がさらに南下している」とDr Storeyはいう。

このような動きは、「国家主導の違法漁業」に相当するもので、中国当局によってしばしば促されていた。中国沿岸警備艦は定期的に他の国の漁船を嫌がらせをしており、南シナ海の人工島の精巧な建設は、この地域のすでに枯渇している魚資源に甚大な環境影響をもたらした。(以下省略)


160コンテナを積んだ船が砂州に座礁

2017-03-12 00:09:00 | 海事

2月23日 "Isla Bartolomé"が Guayaquilを出港しIsla Puna 島の北岸を過ぎたあたりで砂州に座礁した。本船は160箱分の物資や冷凍品を積んでGalapagos 島に向かおうとしていたもの(2月25日SNT)

本船は右舷側に傾斜しCascajal coseからo Posorjaへの水道の7,8番ブイの間の浅瀬にとらわれたもの。の乗組員を漁民が救助したヘリコプターが半没した甲板から流出したコンテナの監視のために出動した。すぐに蒸発すると予想される燃料油の小さなスポットが観察された。タグボートが2月24日に出動。ガラパゴス特別政治会議(CGREG)と運輸省は、島地域での緊急事態宣言を行った。

さらに、ヘリによる腐敗しやすい食品の移送は、ガラパゴス政府評議会の総統大臣」であるEliecer Cruzによって許可された。2月24日の午後、ラファエル・コレア大統領は、小規模の補給船を支援して島の食料不足を避けるため、エクアドル空軍(FAE)の航空機の出動を命じた。一方、LPGの不足を排除できたのは、十分な在庫があったため、Petroecuador社は全島に通常のガスを送ったためである。

"Isla Bartolomé" は2015年以降海軍の島嶼輸送船として使われている。

 


漁業界における洋上転載の実態報告

2017-03-12 00:08:35 | 海事

ある船から別の船への物資の転載は、違法漁獲物が世界の海産物市場に参入する主要な経路である。(2月24日TFSND)

それはまた、薬物密輸と奴隷労働にも関連している。多くの場合違法だが、積み替えはほとんど目に見えず、管理がほとんど不可能である。ぜなら、しばしば海岸から遠く離れている海だからである。それは今も行われている

この報告書”転載についての世界規模での展望”は Global Fishing Watch(世界漁業監視) によって世界で初めて刊行されたものである。このレポートは、SkyTruthとGlobal Fishing Watch(Oceana、SkyTruth、Googleのパートナーシップ)のデータについて研究者らが海上の船舶からの自動識別システム(AIS)信号を分析して、世界の大型冷蔵貨物船の90% が海上で複数の漁船が漁獲したもの各港に運んでいることを明らかにしたもの。

その分析によれば、2012年から2016年まで、REEFERリーファー呼ばれる冷蔵貨物運搬船は、5,000回を超える可能性のある転載に参加した。トランスシップに参加した。さらに、このデータによれば、86,000件を越える可能性のある転載トが明らかになったが、ここでは、REEFERは積み替えのような行動を示ししたが、漁船から対応するAIS信号はなかった。GoogleのBrian SullivanがGlobal Fishing Watchをリードし、調査結果をインドネシアのEconomist World Ocean Summitで発表する予定である。