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以前、靖国神社の遊就館で、『南京の真実』という映画を見に行きまして、そのことを記事に書きました。このときが、私が靖国神社へ行った最初の機会だったのですが、それから3ヶ月弱でまたこの神社に行くことになりました。 『樺太1945年夏 氷雪の門』という映画を見に行くためです。
実は私は、この映画が見たくて見たくて仕方なかったのです。しかしDVDはとても高く、レンタル屋で見かけたこともありません。何とか見る機会がないかと考えていたら、上映情報を入手することができたのです。
この映画は、5月1日から7月31日まで(つまり、『南京の真実』の上映のあと)靖国神社で公開されていました。なぜこの映画が靖国神社のようなところで上映されているかについては後で語るとして、私はこの情報を、いつもコメントさせていただいている「黙然日記」さんの記事で知り、早速その週末に見に行くことにしたわけです。ブログ管理人のpr3さんに感謝を申し上げます。
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前回は、市ヶ谷の駅からてくてく歩いて靖国神社に向かったのですが、この日はあまりに暑すぎて歩くのがいやだったので、九段下まで地下鉄で行って神社に行きました。見ると、2016年のオリンピック誘致のための旗がありました。
個人的な意見では、いまどきオリンピックでもあるまいと思うのですけどねえ。それより何より、東京でオリンピックがあったのが1964年、ソウルが24年後の1988年、北京がそのまた20年後の2008年じゃないですか。8年後に極東アジアでオリンピックを開くのは無理でしょう。石原都知事はいったい何を考えているのでしょうか。どのみち彼は2011年で知事退任ですけど。後は野となれ山となれとでも思っているのかな。
この日(2008年7月26日)も、この暑さにもかかわらず外国人観光客や地方からの参拝客をふくめた多くの人間が神社に来ていました。私は参拝はせず、遊就館へ向かいます。
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映画が始まるのは13:30からですので、50分ほど時間があります。駆け足になりますが、遊就館の展示を拝見することにしました。なにしろ800円もの入場料を払っているのですから、それなりに元をとらなければ割がありません。
で、最初に武人(というのも今どきなんとも時代錯誤な言葉ですが)の一人として(だったっけ)神武天皇が出てきたのには驚きました。神武天皇って実在はしてないでしょう。ほかにも神功皇后の三韓征伐の話なども出てきました。え、これって史実だったんですか・・・。神社だからしょうがないかもしれませんが。
こんな話を書いていると、いつまでたっても映画の話になりません。したがってこの辺でやめます。遊就館については、後日改めてレポートを書くつもりです。それにしても、外国人の入館者も結構いましたが、彼(女)らは、これらの展示をどう考えるんですかね。そんなに日本についての知識がなければ、特に感想はないのかもしれません。
そうこうしているうちに上映時間が近づきました。前回『南京の真実』を見たのと同じホールに行きます。客は、最終的には20人くらいになったでしょうか。靖国神社の職員の方が現れて、映画についての簡単な説明をかねた挨拶をしました。今回も、DVDでの上映です。
この映画についての詳しい話は、次回の記事でいたします。