あ、すいません。大したことではないかもしれませんが・・・。
>熊本市消防局の消防士 無免許運転か 道交法違反容疑で逮捕
02月09日 20時22分
熊本市消防局の24歳の消防士が無免許で乗用車を運転したとして、警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、熊本市消防局北消防署の消防士、大村真広容疑者(24)で、警察によりますと、9日午後3時40分ごろ、合志市須屋の自宅近くの市道で無免許で乗用車を運転したとして道路交通法違反の疑いがもたれています。
警察の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
消防士は、先月12日に免許の取り消し処分を受けていましたが、警察は運転を続けている疑いがあるとみて捜査していたということです。
熊本市消防局は、大村消防士が免許の取り消し処分を受けたあと消防車両を運転していなかったか調査しているということで、「職員がこのような不祥事を起こしたことを大変重く受け止め、深くおわびします」とコメントしています。
なんか、いかにも次の展開について不吉な予感がしますが、そのつづきがこちら。
>逮捕された熊本市消防局の消防士 無免許で救急車を20回運転
02月10日 17時30分
無免許で乗用車を運転したとして、9日警察に逮捕された消防士について、熊本市消防局は10日、この消防士が無免許の状態で業務として救急車を20回にわたって運転していたことを明らかにしました。
熊本市消防局北消防署に勤める消防士、大村真広容疑者(24)は、合志市の自宅近くの市道で無免許で乗用車を運転したとして、9日、道路交通法違反の疑いで逮捕されました。
これを受けて、熊本市消防局は10日記者会見を開きました。
消防局によりますと、消防士は去年12月に酒気帯び運転で警察に検挙され、先月12日に免許の取り消し処分を受けていましたが、上司への報告をしておらず、逮捕されるまで、消防局は無免許であることを把握していなかったということです。
そして、無免許だった期間に、業務として救急車を20回にわたって運転していたということです。
消防士は、救急車を運転する人員が足りないときに応援で運転業務を行っていました。
業務前には、免許証を携帯しているか上司が確認することが消防局の内規で定められていましたが、消防局はこの確認を怠っていたということです。
また、自宅からの通勤でもあわせて18回バイクを運転していたということです。
熊本市消防局の奥村和文北消防署長は「無免許で救急車を運転したということは、市民の皆さまの生命に関わる重大な事案だと受け止めています。信頼を失うことになり、申し訳ありません」と謝罪しました。
消防局は、今後、消防士を厳正に処分するほか、免許証を携帯しているかチェックを徹底していくとしています。
・・・・(苦笑)って、笑っている場合でもありませんが、どうしてここまで大物になっちゃいますかね。
まず昔はいざ知らず、現在はきわめて飲酒運転に厳しいご時世です。消防士という公安系の公務員をしている人物が、そんなことをしちゃいかんでしょうに。これだけで懲戒免職になったって仕方ない。しかしそれどころか
>無免許だった期間に、業務として救急車を20回にわたって運転していたということです。
>自宅からの通勤でもあわせて18回バイクを運転していたということです。
ですからねえ(呆れ)。この人は、24歳で若いのだし、おそらく飲酒運転が厳しくなってからしか体感的には知らない世代でしょう。それでもねえ。
そして私がもう1つ興味深く感じたのが、
>業務前には、免許証を携帯しているか上司が確認することが消防局の内規で定められていましたが、消防局はこの確認を怠っていたということです。
というところです。
時たま報道されるのに、無免許だった消防士が、カラーコピーとかで免許証を偽造してそれを見せて確認をクリアしたなんて話がありますが、消防局ではなく所属していた消防署だけのことだったのかもしれませんが、いずれにせよ確認しなかったためになお事態が悪くなりました。やっぱりこのような確認はしないといけませんね。こういう不始末は、定期的に報道されていますし、そのあたり日本全国の各消防局も、もう少しきっちりしたほうがいいんじゃないのと思いますが、やっぱりのど元過ぎてのたぐいで、だんだんおざなりになるんですかね。政令指定都市の消防局がそれではまずいでしょう。他の模範にならなければいけないはず。だいたい熊本市の消防局は、かつて大洋デパート火災のような凄まじい災害にも対応するなどしてきた歴史があります。なおこの火災があったのが1973年ですので、今年で50年ということになります。
それにしてもこれ警察が情報提供があったということなのでしょうが、この消防士をマークしていてそれで(おそらく現行犯で)とっ捕まえたということのようですからね。この消防士は、業務中はもちろんですが、出勤時何を考えてバイクを運転していたんですかね。自分だけの責任では済まない次元まで来てしまったわけです。
おそらく懲戒免職などの処分は免れないでしょうが、いくらなんでもねえ、もうすこし自分の行動の重大さを考えてほしいものだと思います。
記事発表日の追記:上の記事で
>懲戒免職などの処分は免れない
と書きましたが、予想より早かった感があります。記事を。
>酒気帯び運転検挙後も無免許運転 熊本市の消防士を懲戒免職
02月17日 16時27分
酒気帯び運転で警察に検挙された上、その後も無免許で救急車や乗用車を運転したなどとして熊本市消防局は24歳の消防士を17日付けで懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは熊本市消防局北消防署に勤務する大村真広消防士(24)です。
熊本市消防局によりますと消防士は去年12月に酒気帯び運転で警察に検挙され、免許の取消処分を受けましたが、上司に報告せず、その後も無免許で救急車や乗用車を運転していました。
さらに先月12日には無免許で乗用車を運転したとして、道路交通法違反の疑いで警察に逮捕されました。
熊本市消防局は酒気帯び運転で検挙された上、無免許で運転を行っていたとして市の懲戒処分の指針などに基づき消防士を17日付けで懲戒免職としました。
消防士は上司に報告しなかったことについて「自分を含め周囲が大変なことになると思い、報告するのが怖かった。取り返しのつかないことをしてしまったと心から反省している」と話しているということです。
また、監督責任として北消防署の署長を含む上司4人を戒告や訓告、厳重注意の処分としました。
熊本市消防局は再発防止のため、今月13日から毎朝、免許を持っているか確認するなど対策を行っているということです。
さすがに救急車を20回運転したのが最高にまずかったということなのでしょう。