ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

老後の支出をいかに削減するかが、いろいろ重要なこととなる

2024-04-24 00:00:00 | Weblog

こんな記事を読みました。

定年後に貧乏が加速する4つの支出とは?

で、その4つの支出とはなんじゃいなというと・・・。


定年後に貧乏が加速する支出1:自動車関連の費用


定年後に貧乏が加速する支出2:医療費


定年後に貧乏が加速する支出3:衝動買いによる浪費


定年後に貧乏が加速する支出4:子どもや孫への援助費

だそうです。

詳細な解説は、元サイトを読んでいただければいいとして、どれも「なるほどなあ」「そうだよな」と言えるものばかりですね。

で、ここでこのブログがやたらとりあげる元予備校講師である佐藤忠志氏にご登場いただきましょう。佐藤氏は、

“年収2億カリスマ予備校講師・金ピカ先生…朝からビールの日々「生きる屍です」”.

によれば、


 妻との喧嘩の原因の1つが、趣味の車だった。CMC社のティファニークラシックを「人生最後の愛車に」と購入した。

 「1億。めったにないですよ。日本で1台しかない車ですから。米国で1億3000万って言っていたのに、目の前で1億積んだらOKというのでね」


車は生きがいだった。

 「リンカーン・コンチネンタル、キャデラックのフルサイズ、ベンツのオープンカー、ロールスのターボに乗ってきました。今のティファニーは私にとって息子のようなものです」

私はじめてこの記事を読んだとき(いつ読んだかは記憶にありませんが、この記事の発表された2018年の、秋ごろ(記事の発表は、ネットでは7月5日付け)くらいではないかと推測します。翌年の佐藤氏死亡の前であることは確かです)、「?」と感じたわけです。どうやって、1億(というのは彼の自称であることは、いちおう明記します)もの金を調達したのだ? そうしたら、リバースモーゲージのような形で自宅を売って、その金で購入したという話を知り、さすがに絶句したわけです。

ただこれは、「車に浪費する」なんて言う次元ではなく、「3」の衝動買いによる浪費というやつになるでしょうが、車というのが、非常に金がかかるのは事実です。車なんぞ持たないほうがいいと私は考えますが、持つとしても佐藤氏のような人間はそうはいないと思いますが、やはりシビアに査定して節制したほうがいいかと思います。税金・保険・車検・駐車場代・ガソリン代、車なんて金がかかりすぎてどうしようもない。なお佐藤氏は、車の購入から何年後かに生活保護受給者となり、受給から5か月後くらいに自宅で孤独死しています。孤独死自体はご当人の不徳のいたすところですが、彼の人生の栄光と挫折は、いろいろと他人が学ぶべきものがあると私は思います。彼の最大の遺産は、彼が著した参考書などではなく、彼の生き様でしょう。もちろん反面教師としてのものです。

さて次は「4」です。この件でも、当方いくつか記事を書いています。

三千万円孫へ贈与しておいて、金がないと寝ぼけたことをほざかれてもしょうがない

タイトル通り、3千万円孫へ贈与したら、それは金だってなくなるでしょう(呆れ)。ていうかこれ、老人(老母)虐待じゃね? 贈与する側としては介護してほしいとかいろいろな思惑があるのかもですが、つまりは親の弱みに付けこんで金をたかっているだけじゃないですか。お話にもなりません。

最後の「2」の医療費というのは、日本国は国民皆保険制度だし、高額療養費制度のようなありがたいものもあるので、医療費にそんなにものすごく金がかかるということもないのですが、病室が個室でなければ嫌だとか、ふざけたことをほざいていたら、いろいろ金がかかります。下にそういったふざけた野郎(精神疾患を持っている人物ですので、浪費に見て見ぬふりをした母親が悪いのです)についてご紹介しました。

気合の入った浪費ぶりに呆れ返る(佐藤忠志氏などやはり野村の奥さんみたいな人が必要なのだろう)

特に代替医療とかに手を出すと、ちょっとお話にもならない事態になりかねない。女優(最近では、「俳優」ですかね)の島田陽子は浪費癖もあったようですが、やはりちょっと治癒の見込みのないがんを患った際、いかがわしい治療を始めてしまい、莫大な金を失ったらしい。他人が阻止できることではないので何ともどうしようもありませんが、

個人的な意見を言いますと、代替療法を始めたらもうおしまいだと思います。規制がない「何でもあり」の世界ですから、もうどうしようもない。
 
なおがん保険とかで「先端医療」をつけるものがありますが、正直治験段階の医療なんてなかなか受けることはないし、受けたってまずほとんど効果はありません。わりと親しい保険会社の人に聞いたらそう言っていたので、これで間違いない。自分たちに都合の悪いことを認めるというのは、だいたいそれが正しいということです。

というわけで、この記事を読んでいるあなたは、老後資金を潤沢にためて、楽しい後半生を過ごしましょう。やはり佐藤忠志氏や、精神疾患で莫大な金を浪費した人物、島田陽子と同じ轍を踏むことはない。もちろん私もそうします。最後に島田陽子自身の金言をご紹介します。上の拙記事からの引用です。


年を取ってからお金がないと、すごくみじめですよ

島田のいう「金がない」と私のそれとでは、たぶん金額は相当に違うと思いますが、でもやっぱり佐藤忠志氏や島田陽子のような死に方は、ご免こうむりたいというものです。

コメント (2)
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