12年~13年の年末年始旅行は、また友人Nといくことになります。
国については、どこかは記事にしてからのご期待ということですが、今回は個人的にはちょっと楽しみなところがあります。
しばらくぶりにフランス語が通じる国(地域)にいくのです。一昨日フランス語勉強の話をしてずいぶん忙しい話です。
前回フランス語が話される国に行ったのは2004年のことでした。この時はホテルでイタリア人とフランス語で話をしたのですが、けっきょく英語での会話になってしまったという悔しい想い出(笑)があります。あの頃はわりと一生懸命フランス語を勉強していたのですが、大学院に入ってから(2009年~2011年)あんまりフランス語勉強していないからなあ。たぶん当時ほども話せないはずです。でも街行く人たちとフランス語でわずかながらも会話をしたいと思います。
ほかにもいろいろ勉強したい言語はたくさんあるのですが(英語、ドイツ語、オランダ語、スウェーデン語、カタルーニャ語、ロシア語、ベラルーシ語、チェコ語、イディッシュ語、韓国語、ミャンマー語、ラテン語その他その他その他)、フランス語は私が3番目によくできる言語ですから(日本語→英語→フランス語の順)、もう少しはできるようにしたいと思います。
フランス語といえば、レバノンのベイルートに行ったとき、安ホテルの人に「ピュイ・ジュ・シャンジェ・ラルジャン?」(両替できる? くらいの意味)とフランス語で聞いたら、英語で回答がきてがっかりした経験もあります。ベイルートは、外国人は英語でだいたい用は足ります。でもやはりフランス語で話したいよね。
ついでながら、外国に行って皆目その国の言葉がわからない場合、知っていると便利な言葉が「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」「どうぞ」の4つであり、さらに東西南北と1から10まで数が数えられて「○○あるか」「いくらだ」「まけてくれ」「領収書くれ」とかができれば、旅行していてもそんなにひどい目にはあわないと思います。
実際には言葉ができなくても、たいていはどうにかなりますけどね。ビジネスとかならともかく、観光とか遊びにいくのならそんなに複雑な用件があるわけがないのですから、たいしたことはありません。
ところで語学の勉強ということで、梅棹忠夫と立花隆が面白いことを書いていました。つまり言語は1ヶ月あればできるというのです。
実戦・世界言語紀行
ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)
ここで私が注目したいのは、彼らの語学学習のアプローチが異なることです。つまり梅棹は人類学者としてフィールドワークで言語を学び、立花は机上の学習で学ぶということです。現地で学ぶのも、教科書を使って学ぶというのも、1ヶ月あればとりあえず言語はできるということをぜんぜん違う人が語っているのが面白いと思いました。もっともこの2人は平均的な人より頭はいいのでしょうが、しかしたとえば大学書林が出している古典的な語学テキストが「○○語4週間」を名乗っているのはでたらめではないということです(これは立花も語っています)。そういえば、大学の授業だって1年でたしか26コマしかないわけで、それでとりあえず第2外国語は一通りの文法は学べちゃうわけだからね。
もちろん1ヶ月あれば語学はできるというのは、ものすごく一生懸命やればという話ですが、ともかくやればできるということだし、ましてや今は、「○○語4週間」の時代より、勉強しやすい語学テキストがたくさんありますし、またネットその他で学ぶこともできますから、外国語はとても学びやすいご時勢です。いい時代です。
1ヶ月で語学をマスターするかどうかはともかく、いろいろ死ぬまで勉強することにはこと欠きませんね。喜ぶべきかどうか。
いずれにせよ、今度の旅行ではフランス語の大海の中に自らをゆだねたいと思います。旅行記をお楽しみに。
国については、どこかは記事にしてからのご期待ということですが、今回は個人的にはちょっと楽しみなところがあります。
しばらくぶりにフランス語が通じる国(地域)にいくのです。一昨日フランス語勉強の話をしてずいぶん忙しい話です。
前回フランス語が話される国に行ったのは2004年のことでした。この時はホテルでイタリア人とフランス語で話をしたのですが、けっきょく英語での会話になってしまったという悔しい想い出(笑)があります。あの頃はわりと一生懸命フランス語を勉強していたのですが、大学院に入ってから(2009年~2011年)あんまりフランス語勉強していないからなあ。たぶん当時ほども話せないはずです。でも街行く人たちとフランス語でわずかながらも会話をしたいと思います。
ほかにもいろいろ勉強したい言語はたくさんあるのですが(英語、ドイツ語、オランダ語、スウェーデン語、カタルーニャ語、ロシア語、ベラルーシ語、チェコ語、イディッシュ語、韓国語、ミャンマー語、ラテン語その他その他その他)、フランス語は私が3番目によくできる言語ですから(日本語→英語→フランス語の順)、もう少しはできるようにしたいと思います。
フランス語といえば、レバノンのベイルートに行ったとき、安ホテルの人に「ピュイ・ジュ・シャンジェ・ラルジャン?」(両替できる? くらいの意味)とフランス語で聞いたら、英語で回答がきてがっかりした経験もあります。ベイルートは、外国人は英語でだいたい用は足ります。でもやはりフランス語で話したいよね。
ついでながら、外国に行って皆目その国の言葉がわからない場合、知っていると便利な言葉が「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」「どうぞ」の4つであり、さらに東西南北と1から10まで数が数えられて「○○あるか」「いくらだ」「まけてくれ」「領収書くれ」とかができれば、旅行していてもそんなにひどい目にはあわないと思います。
実際には言葉ができなくても、たいていはどうにかなりますけどね。ビジネスとかならともかく、観光とか遊びにいくのならそんなに複雑な用件があるわけがないのですから、たいしたことはありません。
ところで語学の勉強ということで、梅棹忠夫と立花隆が面白いことを書いていました。つまり言語は1ヶ月あればできるというのです。
実戦・世界言語紀行
ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)
ここで私が注目したいのは、彼らの語学学習のアプローチが異なることです。つまり梅棹は人類学者としてフィールドワークで言語を学び、立花は机上の学習で学ぶということです。現地で学ぶのも、教科書を使って学ぶというのも、1ヶ月あればとりあえず言語はできるということをぜんぜん違う人が語っているのが面白いと思いました。もっともこの2人は平均的な人より頭はいいのでしょうが、しかしたとえば大学書林が出している古典的な語学テキストが「○○語4週間」を名乗っているのはでたらめではないということです(これは立花も語っています)。そういえば、大学の授業だって1年でたしか26コマしかないわけで、それでとりあえず第2外国語は一通りの文法は学べちゃうわけだからね。
もちろん1ヶ月あれば語学はできるというのは、ものすごく一生懸命やればという話ですが、ともかくやればできるということだし、ましてや今は、「○○語4週間」の時代より、勉強しやすい語学テキストがたくさんありますし、またネットその他で学ぶこともできますから、外国語はとても学びやすいご時勢です。いい時代です。
1ヶ月で語学をマスターするかどうかはともかく、いろいろ死ぬまで勉強することにはこと欠きませんね。喜ぶべきかどうか。
いずれにせよ、今度の旅行ではフランス語の大海の中に自らをゆだねたいと思います。旅行記をお楽しみに。