拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

声は塗り箸

2013-11-03 22:29:55 | インポート
三鷹の合唱祭を聴きにいく。いろんな合唱団が入れ替わり立ち替わり。そんなかの某合唱団、合唱団員が舞台に並んだ後、えらくギンギラギンな人が登場。え?ソリスト?じゃなくて指揮者だった。緑色のベールに身をつつみ、動くたんびに衣装のあちこちがぴかぴか光る。まるで、ヴェルディのファルスタッフの終幕のナンネッタ(妖精のコスプレ)。団員は白黒のじみーな服。指揮者ばっかり目立ってた(ミュンヘン・オペラのジルヴェスターでは、クライバーがモーゼやヨハン・シュトラウスのコスプレをしたそうな)。この指揮者さん、他の合唱団のときも出てきて、ベールがベージュに変わってた。そうかと思えば、某高校の合唱部、グレゴリオ聖歌等を素晴らしく美しく歌った。ピッチも立ち姿も微動だにしない。12人のうち男は3人。おじさんも混ぜてくれる?なーんて死んでも言えません。このお嬢さんお坊ちゃんたちの声、ほーんとに清純。声って、塗り箸みたいですね、人生が塗り込められます(ちりとてちん、視聴中)。

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