拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

大仏、歌、再び大仏

2021-10-03 20:27:26 | 音楽
今日の味噌煮込み合唱団の練習場は、北総線の西白井駅と、新京成の鎌ヶ谷大仏駅の間にある。距離的には西白井の方が近くても、どうせ歩くなら鎌ヶ谷大仏駅から歩こう、乗り換えが一つで済むし健康面でもよい(といっても、昨日の双子山登山で足はがくがく。登山は上りよりも下りで足を痛める)。ついでだ。大仏を拝んでいこう。ところが駅の近くにあるはずなのに案内板の一つもない。どこだろう?と歩いていたら、水くみ桶がたくさん目についた。お墓だ。と思ったら、その一角に鎌ヶ谷大仏様が鎮座しておられた。思ってたよりかなり小ぶりである。まあ、ディープインパクトも小柄であった(娘のジェンティルドンナの方が大きかった)。記念に撮影……ところが逆光でうまく撮れない。ストロボをたいてもダメ。この大仏様は、朝拝むのに適しているようだ。そこから練習場まで徒歩で30分。標準より早かったと思う。ベートーヴェンが自然大好きだと青木やよひさんの著書で読んでから真似をしまくって、田舎道を歩いている。私はかように単純な人間だ。落とすのは簡単である。なぜ誰も落とそうとしないの?ヤフオクで即決価格が出てるのにいつまでも売れない物品がある。私ってそのレベル?さてさて、味噌煮込み合唱団で楽しく歌ったあと、きがかりは大仏。もう少しいい写真を撮りたい。うむ、行きはデジカメで撮った。なんだかんだいっても写真はスマホよりも専門の機器=デジカメにしくはない、と思ったからである。だが、最近のスマホの撮影能力はすごいという。この練習場には当分来ない。チャンスは今日である。しこうして(Also)、歌ったあと、再び30分歩き、今度はスマホで撮った。ほーら、うまく撮れたよ。



スマホの技術おそるべし、である。そのまま、久しぶりのサ○○○ヤに行く。「赤ワインの500のデカンタ」が当たり前のように出てくる。



久々なだけにいっそう火がつくから、更にグラスを二杯追加。ほら、こういうことになる。私がアル中で死んだら東京都知事のせいである。いずれにせよ、一人酒は妄想タイム。まだ来ぬチェロを思っていろいろ考える。白鳥は某某美女とのセッションで披露しよう。そして、現在、休会中のUの会は、バッハの無伴奏チェロ組曲第3番の第1曲(プレリュード。♪ドーシラソファミレドソミソドー)で復帰しよう。この曲は、実は大好きである。昔、クラリネットでも吹いた。地道に練習している今の方が昔よりも優れてるところもあるが(タンギングとか)、とにかく昔はどの楽器でも指がくるくる回った。私は指のテクニシャンである(あっふーん)。加齢のせいか、指は回らなくなった最近、でも、意気軒昂、無伴奏を弾くぞーっ!

ツーショット写真を撮らせて!モザイクかけてもいいから(双子山って沢登り?)

2021-10-03 08:48:38 | 日記


何事も塞翁が馬。湘南の某海岸(私が勝手に心の故郷と呼んでいた海岸)はいつも富士山を見にいっていたのだが、この日は(も)天気が良かったのに富士山方面にだけ分厚い雲がかかっていて見えず。しかし、そのおかげで、太陽と雲がおりなす素晴らしい景色をおがむことができた。光線がルーベンスの絵のよう。



だいたい、私は雲が好きである。だから雲の惑星が舞台になるスターウォーズの第2作(エピソードⅤ・帝国の逆襲)も大好きである(「I love you」「I know」が聞けるのもこの作品)。実は、いつもは、某駅からまっすぐに海岸に向かうのだが、この日は、その駅の一つ先の駅で下車し、双子山のハイキングコースを歩いた後に海岸に至った。双子山の標高は200メートルちょっと。しかし、あなどってはいかん。まず登り。道の真ん中を水が流れている。なんだ?双子山のハイキングって沢登りか?



途中、展望台からは東京湾方面がよく見えた。



頂上自体はあっけらかんとしたもの。



さて、問題は下りである。そのまま西の海岸方面に向かって遊歩道を進んだのだが、案内標識がぴたっとなくなった。道が枝分かれしていても、どっちがどこに通じているのか分からない。どっちに行っても結局は里にたどり着けるということか。しかし、頂上までの道では何人かのハイカーとすれ違ったのに、この辺になると通る人がいないらしくあちこちに蜘蛛の巣がはっているし、道も草で覆われている。アップダウンも相当ある。そうか、だから地図には頂上から元来た道を引き返すルートしか載ってなかったんだ。心細い。このまま日没で真っ暗になったら冗談ではなく遭難である。標高200メートルで遭難なんてみっともないし人騒がせだが、「低い山での遭難」はよくあるそうだ。実は、私はこう見えて、ときどきハイキング(という名の山登り)をするのだが、こういう心細い思いをしょっちゅうしている。道の選択に問題があるのだろう。いつも通り、この日も最終的には里に出た。だいたいたどり着くのは人んちの裏庭みたいなところである。そこから大通りを更に西に向かって進む。めざすは海岸である。途中、トンネンを通った。おおっ、このトンネルは、海岸を歩くとき反対側の入り口を見ていたやつだ。



通るのは初めて。短いトンネルを抜けるとそこは海岸であった……と思ったら、思いのほか長い。標識によると380メートルある。トラック約一周である。



とまあ、こういうルートを経て冒頭の風景にたどり着いたのである。実は、この日の一番の目的は双子山でも海岸でもなかった。20年前にときどき立ち寄っていた駅前のイタリアンでワインを飲むことである。あった。やってた!ところが、今日は予約で一杯なのだという。なんという肩すかし。そこで、途中で見つけた別のイタリアンに行く。ワインをボトルで注文し(独りですけど)、マルゲリータ・ピザを注文。



レバニラ炒めとマルゲリータ・ピザの食べ歩きが私の余生のライフワークである。それ専用の日記をつけよう!ラーメン日記(家で食べる袋麺の記録)だってアップしてないけど継続中である。店内にはビートルズがかかっていて悪くない。グラスの形もおしゃれ。コップがプラスチックのサ○○○ヤと違って正真正銘のグラスである……が、生暖かだったのは大減点である。赤ワインは常温で、ということか?しかし、その「常温」とはフランスでの常温であって15℃くらいである。日本のような亜熱帯の夏に常温のグラスで出してはいけません。店内の客は概ねカップル。お一人様は、私のほかは常連らしい一人のみ(シラスのマリネを勧めてもらってた)。私の目標=美女とこういうところに来てツー・ショットの写真をとってブログに載せること。だが、みんな嫌がるんだよな、私と一緒にいることを知られるのが。なぜ?後ろ向きでもいいから、モザイクをかけてもいいから撮らせて!