拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

泣いた(ヨハネ受難曲の通唱会)

2018-10-21 08:27:52 | 音楽
泣いた。ヨハネ受難曲の終曲コラール(通唱会)。まるで、紅白初出場、感極まって泣いてしまったけどがんばって最後まで歌いましたの図である。だいたい曲がずるい。復活した魂が大いなる喜びのうちに主を賛美するという歌詞の内容がすでに泣けるというのにそれに付けられた音が奇跡的である(いや、奇跡ではなく現実なのだが)。N川先生の気合いの入った指揮(通唱会らしくない)も感動の大きな要因だった。この日、合唱とソロは例によってアルトで、他のソロ・パートは大人しくしてようと思っていたが、だいたい、飲み会で今日は控えようと思っても絶対そうならないのと同じでやはり男声のソロ・パートもそそられるまま歌いました。そういえば、始まる前の設営で女性が持つのに難儀していた板をひょいと持ち上げたら「いーじまさんも男だったんだ」と言われた。ばれました?はい、男です。オオカミにもなります!たっぷり歌ってたくさん感動して、そのまま「シュッツを歌う会」へ。電車内は同じく「次の現場」に向かう仲間であふれていた。で、「シュッツ」に着くと、そこにいたのは別の「現場」から流れてきた人ばかり。週末はかけもちが当たり前。で、ここでも3時間たっぷり歌ってエネルギーの残量はゼロ。その後、最近よく行くビストロでとっぷりとガソリン(!)を補充したら復活し(ヨハネの終曲と同じだ!)、いつものようにクダをまきまくって、もっと大人にならなきゃ(いくつだ!?)と反省しつつ一人で店に入って横濱ラーメンを食した私であった。