拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

アウローラ・アンサンブルの演奏会

2018-10-12 07:00:55 | 音楽

アウローラ・アンサンブルを最初に聴いたのは2か月前、白井で、堤ゆり先生がお仲間と開いた演奏会だった。最初の音でファンになった私はお金を払ってでも聴きたいと思ったら(なんとこのときの演奏会はタダ)、お金を払って聴かせてくれる演奏会が2か月後にあるという。絶対行く。人に勧められる前に全く自発的に買ったチケットであった。その本番が昨晩。第1曲のメンデルスゾーンのカルテットは、最初の二つの楽章は手探りな感じ。だが、後半の二つの楽章(これを白井で聴いた)になって、がぜん乗ってきて、間、ブラームスのホルン・トリオをはさんで最後のシューマンのクインテット(弦楽四重奏にゆり先生のピアノが加わる)は圧巻であった(コンチェルトみたいだった)。また来ます。上記のとおり、この日とりあげられた作曲家はメンデルスゾーン、ブラームス、シューマン。演奏会のタイトルは「ドイツロマン派の調べ」であるが、ロマン派の中でも前期(ブラームスはちょっと熟成してるが)。その瑞々しいこと!「まっすぐな青春」を感じます。新しい朝ドラの立花さんを思い出した(立花さん=ヒロインのお相手。堂々と「結婚を申し込みたいと思ってます」と言う。デートの後は、それはそれは幸せそうな顔をする)。それに比べれば前作に出てたイケメンたちはみんな斜に構えていてRシュトラウス(後期ロマン派)だったなー。いや、こっちも大好きだが。因みに、「白井」という町は噂には聞いていたが私にとっては全く未知の世界であった。それが今年の夏、白井デビューを果たしたと思ったら2回目がすぐ来て、来月は3回目に行く予定である。なんと、うちからえらく近い。松戸から新京成に乗ったら(トンネルはなかったが)そこは雪国ならぬ白井であった。