拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

「イスラメイ」という曲名について

2018-10-18 09:45:18 | 音楽
もうあれから毎晩バラキレフの「イスラメイ」(超絶技巧を要するピアノ曲)を聴いているのだが、はて、この曲名の由来はなんだろう?恥ずかしながら、ほんの一瞬、「メイ」=「五月」で、五月がらみのことを考えたのだが、英語のわけはない。そうだ!「イスラボニータ」という馬がいた(天皇賞秋で、ジェンティルドンナに競り負けた。だが、別の馬に出し抜かれてジェンティルドンナは二着だった)。あの馬名の由来は「美しい島」だ(スペイン語。イスラ=島、ボニータ=美しい)。じゃあ「イスラメイ」は「メイ」な島?でも、もともとコーカサスの伝統音楽がヒントになってるそうだから「島」はなぁ。とか考えたのはすべて徒労であった。バラキレフがコーカサス地方を旅したときの手紙が残っていて、その中に「『イスラメイ』という現地の舞曲を聴いた。感動した」と書いてあった。つまり、「イスラメイ」はコーカサス地方の舞曲であった。じゃあ、現地語で「イスラメイ」の意味は?イスラムのなんとか?……ってもう私的には限界。ここでやめました(「八つ墓村」で渥美清演じる金田一探偵が最後に(調べるのを)「もうやめました」と言うのが印象的である)。とにかく、私が妙にこの曲にはまったのは超絶技巧もさることながら、中央アジアの雰囲気がにじみ出ていて、それに惹かれたのかもしれない。

牢名主(六平直政さん)の大粒の涙

2018-10-18 09:19:23 | 日記
「生きて大事な女に会いたいんなら食え!」と言って自分のご飯を半分立花さんにあげる牢名主。その牢名主がなんと立花さんより先に釈放された(無実。やはり「いい人」の設定であった)。わがことのように喜ぶ立花さん。それに対して「お前みたいなやつは初めてだ」と言って牢名主が大粒の涙を流す。牢名主の六平直政さん、悪人顔だと思ってたけど、めちゃめちゃ男前に見えてきた。とにかくこのドラマ、誰も彼もが一生懸命。いいねぇ、こういうの。前作とは大違い(いえ、前作も大好きでしたけど)。