「森林業(ドイツの森と日本の林業)」(村尾行一著)を読む
ドイツの森林管理官は、医者と並んで尊敬される人たちとありました。
ドイツの森林管理官の本を3冊読んだ感想としては、樹々や動物のことなど事細かく知識が豊富であり、人間性も長けていたというイメージを持ちました。
故鶴見俊輔氏は、多くの人たちに称賛、尊敬されるような人たちがエリートと呼ばれる者と定義されていたと思いますが、まさしく、そういった人たちだなと思います。
日本の木材は、乾燥というものを省いてきたので、材質としては劣っているそうです。戦後、第一次産業というのはないがしろにされてきたのだなあという印象です。