アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

退屈

2009年03月18日 | 読書日記 その5
「江戸アルキ帳」 杉浦日向子著 新潮文庫

拾い読みをしていたら、貧乏話が出ていました。

「ようよう食べるだけ稼いでしまうと仕舞いにしてしまう。喰うや喰わずは当たり前である。
・・ニコニコと貧乏をしている。江戸は、まるで趣味で貧乏をしているところだ。」

それでいて読み書き率が世界一というから、江戸という町は不思議な町だ。

江戸には退屈な時間は流れていたのだろうか。
そんな江戸だから、退屈な時間なんてなかったのではないか。

現代は快適、便利にはなったけど、退屈な時間をも作り出してしまったようだ。

コメント
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