「江戸アルキ帳」 杉浦日向子著 新潮文庫
拾い読みをしていたら、貧乏話が出ていました。
「ようよう食べるだけ稼いでしまうと仕舞いにしてしまう。喰うや喰わずは当たり前である。
・・ニコニコと貧乏をしている。江戸は、まるで趣味で貧乏をしているところだ。」
それでいて読み書き率が世界一というから、江戸という町は不思議な町だ。
江戸には退屈な時間は流れていたのだろうか。
そんな江戸だから、退屈な時間なんてなかったのではないか。
現代は快適、便利にはなったけど、退屈な時間をも作り出してしまったようだ。
拾い読みをしていたら、貧乏話が出ていました。
「ようよう食べるだけ稼いでしまうと仕舞いにしてしまう。喰うや喰わずは当たり前である。
・・ニコニコと貧乏をしている。江戸は、まるで趣味で貧乏をしているところだ。」
それでいて読み書き率が世界一というから、江戸という町は不思議な町だ。
江戸には退屈な時間は流れていたのだろうか。
そんな江戸だから、退屈な時間なんてなかったのではないか。
現代は快適、便利にはなったけど、退屈な時間をも作り出してしまったようだ。