小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

灯台ハシゴも?

2008-02-22 18:25:43 | Weblog
今日はオガマルの出港日。このところオガマルの出港日は週末の土曜日か日曜日と言うスケジュールが多かったのだが、久し振りに平日の出港日。妻はいつものように5時前から支庁食堂のパートへ出かけていったが、8時桟橋集合の僕は、朝寝坊を楽しんだ、と言っても6時前には起床。加齢と共に、どうも目覚めが早くなってしまった。

風太は釣具店がオープンする7時半に合わせ起床、今日はオキアミの餌釣りでシマアジ狙いと僕より先に我家を出て行った。ここ数日でムロは散々釣ったので今日は獲物を変更、と言うことだろうか、いずれにしても本当に釣りが好きだ。こちらにいる間は青灯の主になりそうな勢いである。

僕の方は、妻に頼まれた洗濯を済ませ、桟橋へ。風邪具合も、完治とまではいかないが、昨日に比べると明らかに体調は上向き。小笠原の暖かな太陽の光を遮る雲も今日は少なめ、このところの朝に比べると、ぬくもりを感じる気候も後押ししてくれているようだ。

荷役作業も今日は積荷の量が少なく至って順調。昼休みに青灯を覗いてみると、風太は丁度道具を片付ける所。オキアミでのシマアジ狙いはどうやら不発に終わったようで「オジサン1匹だけ」とやや不機嫌。そうそう毎日釣れたら釣りも面白くなくなる。ましてシマアジ、今年青灯で上がったのはおそらく1枚か2枚。これからの楽しみにとっておかないとネ。

午後の荷役も順調に終わり、いつものように船首の綱を外し、出港するオガマルを見送って、皆さんお疲れ様でした。

帰宅後、今度は風太と通称赤灯(青灯の対岸、二見漁港の入り口にある)でイカ釣りにトライ。僕も風太も本当に好きだネ。二見港の湾口から西にゆっくり動きながらその高度を徐々に下げ、三日月山に沈んでいく夕日を楽しみながら、イカバケを投げては手繰り、そしてシャクリを繰り返したが、残念ながらと言うか当然の如く、アオリイカは今日も拝めず。それどころか風太は根掛かり、見事小笠原を釣り上げ、バケを一つをパー。まだ風邪治りかけの僕、今日は流石に泳ぐのは止めておいた。

別に大きさはどうでもいい、「美味いアオリ食べたい」という息子の言葉が本音なんだけど、なかなか口に入りそうも無い。ムロだけじゃなくてアオリの釣り方も名人にもう少し教授してもらわないとダメみたいですな。

写真は三日月山に沈む夕日と、イカ釣り師?