小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

キャッチボール

2008-02-15 18:21:24 | Weblog
今日も午後からの荷役作業の為早めに小学校へ出勤。つい先ほどまで雨が降っていたのだろう、路面はびっしょり濡れている。2月に入って小笠原は本当に天気が悪い、そして寒い。小笠原では一年で一番寒いのが2月だそうで、仕方ないネ。

その後お天気は回復傾向、時々太陽が顔を出す、こうなると小笠原は本当に素敵な所だ。小学校の室内での仕事でも、自分の中ではテンションが比べ物にならないほど上がってくるのが良くわかる。

しかし残念ながら今日の太陽は長続きしない、曇ったり照ったりの繰り返し。2月だからネ。

1時で小学校の仕事を終え、荷役作業の為桟橋へ。マーカスは午前中洲崎に行った様だが、思いのほかウネリが有り、とても釣りは無理な状況。やむなく青灯でトライしたが、全くダメだったらしい。途中息子の風太もやってきたらしいが、マーカスが全然では今日も釣果は期待できそうも無い。

しかしあれだけ釣れていた青灯、どうしてしまったんだろう。風太も夏の来島時、青灯は島っ子の遊泳場となっていて釣りができず、今回久し振りの青灯を期待してやって来てこの状況ではガッカリだろう。

荷役作業の方は、思ったほどの量ではなく3時過ぎには終了。帰りに青灯を覗いてみたが、矢張り息子の姿は無かった。

帰宅して様子を聞くと、「全然!」と一言。一度のアタリも無く、釣キチの風太も飽きてしまったようだ。ただ、曇りがちとは言え、時々顔を出す小笠原の太陽は流石に内地のそれとは比べ物にならない。ピクリともしない浮きを見つめていた代償は、真っ赤に日焼けした顔。内地でスノボーなんぞ楽しんでいたらしい息子にとって、小笠原の日差しは強烈だったようである。

そんな息子を誘って、奥村グランドでキャッチボール。実は今回息子にグローブ二組持ってきてもらった。ジョークスで野球をやるようになり、自分のグローブが欲しかったし、息子と暇つぶしにキャッチボールも悪くないと思ったのだ。

息子とのキャッチボール、おそらく彼が小学校の高学年の頃以来じゃないかと思う。横にいる息子に聞いてみたが、「そうじゃネ~」と笑いながらの返答。あの頃、僕の投げるボールを怖がって体の正面でキャッチできなかったが、その癖はどうやら今も抜けていない様で、相変わらず半身になってのキャッチング。

しかし当たり前だが、投げるボールの威力とスピードは段違い。そしてキャッチボールの距離を段々遠くしていくと、僕の方が先に届かなくなってしまった。時の流れ、息子の成長と自分の老いを実感した、久々のキャッチボールだった。

でもキャッチボール、なかなか面白い、子供の頃は毎日野球だったもんネ。風太がいる間チョクチョク楽しみたい。

写真は奥村グランドでの風太。