贈り物パート2

昨日の天気予報では晴れの予定だった今日の空模様だが、朝小学校に向かう途中ポツリポツリと厄介な奴が落ち始めてきた。今日は昨日の雨で翌日回しになった荷役作業があるた、めいつもより30分ほど早く小学校に向かっているのに、このまま雨脚が強くなったら、いったいどうなるんだ。

小学校での朝一番のいつもの作業をしながら、気になるのは空模様。そんな僕の心をあざ笑うかのように、雨は激しくなる訳ではないのだが、振ったり止んだりを繰り返している。

8時からの作業開始に合わせ小学校をでるころは、幸いにも雨は上がってくれたが、何時降り出してもおかしくないような状況。そして吹き続ける北東の風が寒さを連れて来た様で、とにかく寒い。

集まってきた荷役仲間の連中も「寒い、寒い！」を連発。僕は作業着の上からウインドブレーカーを着込んでの作業。心配した雨も何とか我慢してくれたようで、作業は1時間ほどで終了。昨日の雨がなんとも恨めしかったが、こればっかりはしょうがない、今日何とかもってくれた事で良しとせねば。

そしてなんと明日も午後から荷役作業！積荷が多く、土曜日の出港日だけでは積みきれないらしく、明日、前日荷役で積めるだけ積み込むとの事。入港日から4日連続の荷役作業、初めての経験だが、なんと言ってもオガマルあっての小笠原、しょうがないネ、明日も頑張りましょう。

さて昼休みは青灯へ。当然の如く風太が釣り糸を垂れている。そしてビックリした事に、ケイタ島へアホウドリの調査へ行っているはずのユウヤが一緒に釣りを楽しんでいた。数日前急遽父島へ戻ったようだが、彼の名誉の為にもその理由には触れないでおこう。

まあいずれにしても、風太も思わぬ兄貴分との出会いは嬉しかったようだ。しかし肝心の釣りの方は、全く反応なしの様子。僕も風太に変わって何度かトライして見たが気配無し。ただ風太の買って来た新品のリールは、かなり行けてる。適度な重量感が有り、今まで使っていた物とは一味違う感じ、と言うか、今までのがひどすぎたのかもしれない。

それにしても、今日は本当に寒かった、おそらく今年一番の寒さでは。風の子風太、余計な贈り物まで一緒に連れて来た様だ。

その風太、ユウヤのメアジ釣り見学がてらイカ釣り、と言ってさっき出て行ったが風邪引くなよ。寒い内地から、小笠原にやって来た途端に風邪じゃシャレにならない。

写真は数日前の休日、境浦の素敵な宿の前で撮った、ハカラメの花。今日の寒さ、吹き飛ばしてくれ！