小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

盛り沢山の休み明け

2006-05-08 20:28:29 | Weblog
GW明け久々のお仕事皆さんいかがでしたか?

僕のボランティアは祝祭日に関係なく土日のお休みなのでGWは関係なし、海洋センターは亀の飼育をしており業務は年中無休であるが、世間一般GW明け初日の本日、僕にとっては盛りだくさんの一日となった。

クジラの海上調査に二度目の参加、前回はクジラ発見ゼロという苦い経験がある。
本日は山班からクジラ発見の情報があっての出発、天気は晴れ、海は凪、風も微風絶好のコンディションだ。

発見情報の海域、南島の北側を目指す、いましたいました、
「コウさん調査開始記録御願いします」
クジラウオッチングの観光船ではないのでやるべき事は沢山ある、シンマイの僕は海面を見え隠れするクジラの姿を探しながら、言われるがままに記録をつける。

そんな事を繰り返しながら小1時間の追跡、ブローを上げる時の音を間近で聞き、エンジンを止め漂っている我々の船に7~8メートルまでイルカと遊びながらユッタリと近寄ってくるマザー、カーフ(母クジラと小クジラの事)の2頭を目の当たりにした。

言葉では言い尽くせないが「いやー、ほーんと感激!」

そして夕方、漁協から産卵の為小笠原へやってきたと思われるメスのアオウミガメ捕獲の連絡があり、軽トラックに裏返し!!に詰まれた2匹が運ばれてきた。付いていたタグから4年前にコペペビーチと製氷海岸に産卵に来ている亀との事、自然界の不思議な力には本当にビックリである。

2匹の亀はセンター前の生簀に無事放たれ、我々はここの浜での産卵を待つことになる。

クジラのシーズンもそろそろ終わり、海洋センターにはいよいよアオウミガメのシーズン到来、忙しくなりそうだ。

写真はアルバトロスの船上からクジラを探すスタッフ。
この後、クジラに大接近、調査の合間を見てデジカメを構えると何と(バッテリー切れ)の表示。
どうなってんだい!まったく!
やはり、僕とザトウの相性はイマイチのようである。