MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

寒桜と、果樹園の河津桜咲き初める。

2016年02月18日 | あらかると

近隣の寒桜が咲き始めていた(巻頭の写真)。
まだ1木当たり多くても20~30輪程度だが、
満開時期には「数多くの目白」が、蜜を吸いにやってくる。


まだ咲いていない枝には、つぼみが密集しており(下の写真)、
満開となる日が待ち遠しい。


大町公園近くにある果樹園の境界に、7~8本植栽されている河津桜も咲き始めていた。


桜の奥に広がる梅林の、満開の白梅との競演もまもなくである。


大町公園では休憩所で常連さんと四方山話をしていたが、
そこに現れたのが常連さんの散歩友人で、地元の人。
公園周辺の地主さんの一人で、動植物園の一部の元の土地所有者だった。
様々な話の中から・・・・
公園の初期は遊歩道が木道だったそうで、後年になってコンクリート製になったようだ。
さらに、耕作地だったころは、野ウサギが住みマムシなども居たそうで、
身内のものがマムシに咬まれたという話もしていた。

11時過ぎに常連さんと元地主さんは帰宅することになったが、
途中までは私も一緒で三角池を経由したのだが、
三角池の前の大きな2本の柳の木を見て地主さんが感慨深げにこう言った。
「柳の木は余り大きくならねえんだなあ」と・・・・。


何気に聴いた言葉だったが、
地主さんと別れ、常連さんと2人きりになると、
常連さんから
「あの柳は地主さんが子供のころに植えた3本のうちの2本らしいよ」と・・・
驚きである、子供の頃から慣れ親しんでいた庭のようなものだったのである。

再び会えるが否かは不明だが、もし会話のチャンスがあったら、
大町公園以前の長田谷津の姿なども知りたいと思う。

下の写真は、帰途途中で見た昼間の幻日で、珍しく左右に見られた。
太陽を杭で遮ってMF(マニュアルフォーカス)撮った。


明日は最高気温が17℃との予報が出ており、厚手の上着は必要ないだろうとのことである。
となると期待出来るのは、
越冬蝶でまだ姿を現わしていない「ルリタテハ」「キタテハ」で、
弁当持参の長丁場の逍遥をしてみようと思う。

暖かい空気と日差しに囲まれたベンチでのんびりと句作や歌を詠むのもいい。
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