「立春」と言う言葉のためか、昨日よりも暖かそうだったので、
今日も大町公園へ・・・・。
撮リたい被写体が少なく、枯木立や園景を撮りつつ園内を1周半。
帰りがけに近所の人と思われる来園者に声を掛けられ、
越冬蜻蛉が止まっている場所を教えて頂いた。
蜻蛉の名前は「ホソミオツネントンボ」。
体長は3~4cm程で、越冬しているのは紫燕と同じように「未成熟の固体」のようで、
春には体が青く変色するという。
遊歩道脇に生えているトクサ(砥草)に止まっており、
カメラからの距離は1.5m程でそれ以内には近づけない為、
300mm望遠端でマニュアルフォーカスで狙ったが、
被写界深度が浅すぎて、全体を鮮明に捉えることが出来なかった。
尾の先端部分の形状から、雌のようである。
日陰になり、カメラぶれや被写体ブレを押さえるために、
頭部にピントを合わせフラッシュ撮影したが、複眼にその光が入ってしまった。
反対側からも同じように撮影。
羽の後部にある模様が揃っていることで「ホソミオツネントンボ」と判明した。
下の写真は昨年11月17日に出会った「オソミオツネントンボ」
今日からカレンダーも句の世界も春なので、いずれ出会うであろう成熟した青い個体を写真に収めたいと思う。
閑話休題
7日振りに富士の姿が見え、日没も見られたが、
楽しみにしていた我が家からのダイヤモンド富士は、
今日の日没位置から概算すると4~5日前だったようである。
巻頭の写真は今日14時30分頃の大町公園の風景で、
谷津形状のためすでに半分以上が日陰になっている。
ということで、14時過ぎには公園内の人の姿もまばらになり静寂が漂っている。