MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

カワニナが蠢き、外来亀は足を伸ばして日光浴。

2016年02月05日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

今朝の神奈川県東部を震源とする地震には驚いたが、
やはり、地震雷火事親父の諺のように予見できない地震が一番怖い。

怖いからこそ、8階の自宅にいる時間はなるべく短くするために、
出来る限りフィールドや公園に出かける事にしているのだが・・・・。
ということで、今日も大町公園へ。

園内を散歩中に「春の訪れ」の一つである「蛙の卵」を2個発見した。


恐らく春一番に産卵する「山赤蛙」のものとみられるが、
赤蛙は産卵後、再び冬眠を続けるという。
これから暖かくなるにつれ、更にあちこちで卵を見ることが出来ることだろう。


直ぐ隣の池ではカワニナが蠢いていた。
このカワニナのおかげで夏場は「ほたる鑑賞」が出来るのである。


大池の岸では、冬眠しない(寒いときは泥の中で過ごしている)ミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)が、
足を宙に浮かして、気持ちよさそうに日光浴をしていた。



閑話休題

昨日の「細身越年蜻蛉(ホソミオツネントンボ)」を確認しに行ったが、
同じ場所におり、他にも更に2頭の存在が確認できた。
新たな2頭はカメラアングルが良く、真横からもとることが出来たため、
被写界深度の浅い望遠マクロレンズでも、鮮明に撮ることが出来た。


蜻蛉は日光の射してくる方向には敏感のようで、
朝の弱い光のときは、尻尾を挙げて光を受ける面積を多くしているが、
気温が上がるに連れて、上の写真のように体が水平に変化した。


頭部にピントを合わせると、大きな2個の複眼の間にある3個の目を写す事ができた。


常連さんに居場所を教えながら撮って居ると、
常連さんの仲間が集まるなどして、蜻蛉の撮影会場モドキになったので、
私は先を急ぎ、薔薇園に到着したころには12時を過ぎていた。
入園したのは10時過ぎだったので、蜻蛉の場所には1時間半もいた事になり、
一箇所に留まらない私にとっては「一箇所での撮影時間」の新記録となった。
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