MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

辛夷、桂、土佐水木、日向水木、緋寒桜、馬酔木、桃などの花咲く

2015年03月20日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

日本各地で20度を越すような仲春の陽気となっているが、
快晴にはなかなか恵まれず、
むしろここ数日は曇天で降雨も記録されている。

今日も朝から曇天だったが、
昼時近くになって薄日が射してきた為、
「21世紀の森と広場」に出かけ、4日振りの散歩と撮影を楽しんだ。

近隣の農家に隣接した畑では、
緋寒桜と連翹のような黄色の花が満開のようだった。


畑に接して公道があったので、
道路脇から垣根を隔てて咲いていた花を撮る事が出来た。
赤い花は遠目から予想していた「緋寒桜」だった。


連翹かと思われた黄色の花は初めて見る花で、
キブシの仲間のように思われたが、
詳細に調べた結果、土佐水木(トサミズキ)と判明した。

二本の樹とも日当たりの良い場所に咲いていたが、
花付きの多さなどから推理するに、
施肥などの手入れを欠かさなかったのだろうと思われる。


土佐水木と似た様な花が公園内にも咲いていたが、
こちらは土佐水木の花のようには連なってはおらず、
調べてみると「日向水木(ヒュウガミズキ)」だった。


公園内には他に、
「桂の花」


「桃の花(花桃?)」


「辛夷の花」


「馬酔木(アシビ・アセビ)」

などが一気呵成に咲き始めていた。

また、立壺菫(タチツボスミレ)が1輪咲いていた(巻頭の写真)。
園内に点在しているほかの株にも蕾を確認しているので、
月末ごろにはあちこちで可憐な姿を見ることができるかもしれない。

公園内の樹木の開花の早さには驚かされたが、
団地内の「大島桜」も2輪ほど開花していた。


河津桜や寒桜などは昨年よりやや遅めの開花だったが、
大島桜は昨年と同じ日に開花しているので、
この温かさで桜の開花が昨年並みに戻ったのかもしれない。

このまま寒の戻りなどがなければ、
当地の桜(染井吉野)は3月下旬には満開になるものと思われる。
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