MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

初冬の上野恩賜公園

2010年12月21日 | あらかると
依頼していたカメラ(SONY-α380)の修理が完成したとのことで、
秋葉原のソニーサービスセンターまで受け取りに行った。
結果的にはシャッターユニットの交換になっていた。
まだ保証期間内であったので修理費用はゼロ円だった。

カメラの受取り以外に用件がなかったので、
久しぶりに上野公園を散策した。

不忍池のうち蓮池。
鴨などの飛来地の一つであるが、
鳥インフルエンザのためか年々カモ類は少なくなっているようで、
キンクロハジロやミヤコドリ(ゆりかもめ)が多かった。


不忍池のうちボート池からのスカイツリー。
4月には下の写真程度の高さだったので、大分伸びてきている。


桜の時期に撮ったスカイツリー


弁天堂の裏庭の柿がたわわに実っていた。秋から冬にかけては余り訪れたことがないので、
私にとっては新発見である。


不忍池から清水観音堂への上り階段。公孫樹がまだ黄葉した葉を付けていた。
写真を取りながら「この光景は他で見たような・・・」と思った。
若き日にセーラー服(海自)を着て友人5,6人で訪れたことのある、
鎌倉の「鶴岡八幡宮」と重なったのである。


楓などもまだ赤い葉を付けていて、公園内は名残の秋という風情であった。
新緑は都心から、紅葉は山から・・・と言うことを思えば、
やはり都心は冬の訪れも遅いと言うことであろう。


電車の中から、西郷像の近くに見つけた赤い実の生っている樹が気になって現場へ。
樹の名前は「イイギリ(飯桐)」、葉で飯を包んだことからこの名がついたという。
赤い実は、やがて目白やヒヨドリなどの餌となる。
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