MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

旅客機の航跡を撮る

2010年12月13日 | 写真

羽田空港の新しい滑走路が運用を開始して暫くになるが、
その分離着陸の回数も多くなったようである。

昼間は余り見ることが出来ないが、
日没後で快晴の時は、飛んでいる航空機の明かりが見え、
その数が以前より増えているような気がします。

ちなみに、航空機には左右の主翼と尾翼下方にPosition Lightと呼ばれる航空灯があり、
操縦席から見て、左側に赤色、右側に緑色、後方には白色が、
日没時から日の出まで点灯されることになっていて、
地上から航空機を見た時に、右側に赤色、左側に緑色が見える時は、
こちらに向かって飛んできていることが判ります。

下の写真は、団地の上空を通過した航空機の航跡ですが、
赤色灯が右に見えることから、写真の下から上方向に飛んでいた事がわかり、
こちらに向かって飛んでいたことになります。


巻頭の写真は(大きな写真はこちらから)ベランダから千葉市方面の上空を写したもの。
この方面が着陸待機場所のようで、6機ほどの航跡が写っています。
写真は全て、航跡を撮るため10秒間の露出をしています。

下の写真の右のほうに羽田空港があり、4機の航跡が写りました。
一番上の長い航跡は、そのスピードから上空を通過する航空機であり、
中のやや斜めの二本の航跡は、羽田を飛び立った飛行機の航跡で、
一番下の航跡が、これから羽田に着陸する航空機と判断できます。
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