MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

五月尽(写真俳句)

2009年05月29日 | 写真俳句
五月尽とは五月の終わりの日で、それは爽やかだった日々の終焉でもある。6月は入梅でうっとうしい日々が続き、7月8月は暑い日々が続き、炎天下の無謀な散歩は人命さえ奪う。

写真は水元公園のバードサンクチュアリでの光景。鵜と鷺がすれすれの状態でとまっている。カラスはカラス同士で(野鳥の囀りは縄張りの主張らしいが・・)さえ取っ組み合いの縄張り争いを繰り広げるのに、この青鷺と川鵜は接近しすぎているにも関わらず、お互いが我関せずの状態にあった。

繁殖期にあるアオサギの2羽は番なのであろう。そして鵜は「捕食する獲物が違う」ために縄張りを争う必要がないのかもしれない。さらに、鷺や鵜がカラスのように取っ組み合いの喧嘩をしているのを見たことが無いことから類推すると、鷺も鵜も平和主義者なのかもしれない。
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