6月14日、新宿EAST推進協議会の第8回総会が開催されました。
会計報告、事業報告、会計予算、事業計画、理事及び理事長が無事選任されました。
総会の後、東大名誉教授で日本の都市計画界の重鎮であられる伊藤滋先生の講演がありました。
【万華鏡都市東京ー東京のこれから2040年を目指してー」というタイトルで約1時間半の講演でした。
以下の11の都市計画提案をされました。
11の提案とは
1 わかりやすい都市計画制度:12用途地域から8用途地域へ
2 都心地域の容積率規制の撤廃
3 歴史文化を重視した街並みの保全
4 商いの街、職人の街(準工業地域の撤廃)
5 介護生活圏の設定
6 安全性の獲得:防火・防水地域の設定と拡充
7 零細な密集市街地からの脱却:最小限敷地の設定
8 優良住宅地域の創成
9 園芸生活圏の設定
10 エネルギー節減型の都市計画:持続可能地域制の設定
11 臨海部の将来
5の介護生活圏は、興味深かったです。
終末期の高齢者を地域で支えるには、介護生活圏が必要との提案でした。
介護生活圏を支えるには、3つの施設・サービスが必要とのこと。一つは一人暮らしの高齢者の見回りをする地域包括ケアセンター、最後を安楽に迎えるホスピス、もう一つは在宅医療ができる医療施設。高齢者が安心して最後を迎えることができるコミュニティはぜひ必要とのこと。
3の歴史文化を重視した街並みの保全について、歴史的な街並みについて、国が相続税の軽減などもっと優遇措置をとるべきとの意見。
8の優良住宅地域の創成についても優良住宅地域の形成を図るために、国がもっと努力すべきとのこと。
港区では、高輪、南麻布、白金台、南青山などの住宅地があげられていました。
外国の事例ではボストンのビーコンヒル地区、パリ16区のヴィクトル・ユーゴ―通りなどをあげていました。
あっという間の1時間半で、これらのテーマの一部を説明して終わってしまったのは残念でした。
それにしても伊藤先生は、88歳になられますが、身体の動きも軽やかで、1時間半の立ったままの講演でとてもお若く見えました。
講演される伊藤滋先生
会計報告、事業報告、会計予算、事業計画、理事及び理事長が無事選任されました。
総会の後、東大名誉教授で日本の都市計画界の重鎮であられる伊藤滋先生の講演がありました。
【万華鏡都市東京ー東京のこれから2040年を目指してー」というタイトルで約1時間半の講演でした。
以下の11の都市計画提案をされました。
11の提案とは
1 わかりやすい都市計画制度:12用途地域から8用途地域へ
2 都心地域の容積率規制の撤廃
3 歴史文化を重視した街並みの保全
4 商いの街、職人の街(準工業地域の撤廃)
5 介護生活圏の設定
6 安全性の獲得:防火・防水地域の設定と拡充
7 零細な密集市街地からの脱却:最小限敷地の設定
8 優良住宅地域の創成
9 園芸生活圏の設定
10 エネルギー節減型の都市計画:持続可能地域制の設定
11 臨海部の将来
5の介護生活圏は、興味深かったです。
終末期の高齢者を地域で支えるには、介護生活圏が必要との提案でした。
介護生活圏を支えるには、3つの施設・サービスが必要とのこと。一つは一人暮らしの高齢者の見回りをする地域包括ケアセンター、最後を安楽に迎えるホスピス、もう一つは在宅医療ができる医療施設。高齢者が安心して最後を迎えることができるコミュニティはぜひ必要とのこと。
3の歴史文化を重視した街並みの保全について、歴史的な街並みについて、国が相続税の軽減などもっと優遇措置をとるべきとの意見。
8の優良住宅地域の創成についても優良住宅地域の形成を図るために、国がもっと努力すべきとのこと。
港区では、高輪、南麻布、白金台、南青山などの住宅地があげられていました。
外国の事例ではボストンのビーコンヒル地区、パリ16区のヴィクトル・ユーゴ―通りなどをあげていました。
あっという間の1時間半で、これらのテーマの一部を説明して終わってしまったのは残念でした。
それにしても伊藤先生は、88歳になられますが、身体の動きも軽やかで、1時間半の立ったままの講演でとてもお若く見えました。
講演される伊藤滋先生
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