令和元年、新時代の始まりだと世の中ははしゃいでいるけれど、そんな単純なものではないだろうと年寄りは一人、丹波から但馬へ、師走の旅を続けている。これから播磨灘に出て備前焼の里を目指すのだが、豊岡から山陰線で南下、途中でローカル線に乗り継ぐことになる。つまり兵庫県を北から南へ縦断するわけで、地図を見ると八鹿、養父、朝来といった街を通過する。どの地名も読めない。古希を過ぎた身が恥ずかしい。 . . . 本文を読む
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