日々適当

hibitekitou

写真.appの重複項目削除

mac |2023-06-08

これまでiPhoneで撮影された写真はフォトストリーム経由でJPEG画像が共有されmac上に保存されてましたが、iPhone上のオリジナルはHEICだから、iCloud写真をオンにした結果、そのHEICもiCloud写真としてクラウド上に保存され(イコールMac上にも保存され)、JPEGとHEICで同じ写真が二枚存在する状況になりました。

対処法としては「重複項目」ってところに似た写真としてリストアップされるようなので、そこから一枚一枚手動で結合処理をしてやるってことになりそうですけど、確認すべき枚数が大変なことになるはずです。
どうしたもんかねぇ…。地道にやるしか無いのかねぇ。(と思ったけどその機能で片方を削除する処理はかなりかったるいので、普通にライブラリで目視で選択していく方が良さげ……))

AppleScriptから写真.app上の選択した写真のオリジナルのファイル名や撮影された日時を取得できるから、それで同一日時、同一ファイル名(拡張子違い)を探してHEICの方を残す、みたいな処理を書ければいいのだけど、書けそうにない(^^;

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トップをねらえ!

movie/anime |2023-06-07

「トップをねらえ!」シリーズInfomation Site [V-STORAGE]

5/26からトップをねらえ!が前後編で、6/9からはトップをねらえ2!がたぶん前後編で劇場公開されている、されます。で、先週行きそびれてしまって(ってか上映が始まっていたことを認知してなくて)今週なんとかトップをねらえ!の方の前後編を見てきましたですよ。

なんで今やっているのかなと思ったら35周年なんですね、OVAが発売されてから。時の流れは残酷でって思うわけですけど、作品の魅力は色褪せませんな。特に、5・6話。
4日(日)に会社に行く用事があったから、その帰りに観ていこうと思って3日に池袋の劇場に予約を入れようサイトに行ってみたら本当にすみっこの席を残して埋まってて、お客さんがたくさん入っていることがわかりました(空席は本当にすみっこだったので予約入れるのはやめました)。だから月曜日の午前中の上映回を狙って前編の予約を入れたのですが、観に行ったらやっぱりお客でかなり埋まってました。で、今日の夜の方の後編を観に行ったのだけど、こっちもお客さんが多く入ってて、ゆったりと楽しむって感じじゃな買ったのは残念だったけど、作品は堪能できました。

思えばOVAを大画面で見るのは初めてだったりするわけです。そして特に5話・6話はその大画面でみても見劣りしない画面が実現していて、やっぱすごいわ素敵だわって思いを新たにしておりました。

言ってみれば35年前の作品ですから劇場に来ている若者たちには初見の人も結構いたんじゃないかって思うのは、上映が終わり出口に向かいながら友人と話しているのをが聞こえてくる中に、明らかにそんな感想を述べている人がいて、それはそれで羨ましい体験かもなぁとか思ったりしております。

ブルーレイボックスが未開封だったりするので、開封して改めて観てみますかね。劇場では科学講座は上映されたなかったからそれも見返したくなったし。

9日から始まるトップをねらえ2!の方はどうすっかなぁ。3話(好きな話)、4話(バスターマシン・マーチのところは外せない)、6話(エンディングをおさえておきたい)は大きな画面で観たいような気もするなぁ。でも池袋に足を伸ばすの面倒なんだよなぁ…

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ウルトラ

mac |2023-06-06

M2もUltraが出ました。Extremeも計画されていたけどキャンセルされたって過去の噂で流れたことがありましたけど、Mac Proはそれを積みたかったんだろうなぁというのはともかく。ウルトラ。搭載している各ユニットの数字だけ見ると、

  M1 Ultra M2 Ultra
最大メモリ 128GB 192GB
メモリ帯域 800GB/s 800GB/s
CPU 20(高性能コア:16/高効率コア:4)

24(高性能コア:16/高効率コア:8)

GPU 64 76
Neural Engine 32 32

って感じでCPUの高性能コアの数は変わらず、GPUは1.2倍弱の数って感じなんで、あんまり速くなっていないのかなーなんて思うわけです。

Mac Studio [Apple]の製品ページに速度を比較したグラフが出てて、数字は載ってないけどM1/M2 Ultra同士の比較が視覚的にできるようになってます。せっかくなので棒の長さを比較してみました。M1 Ultraを1としたときのM2 Ultraの長さを記してみます。

3Dレンダリング:3.4
OTOY Octane X Prime 2022.1.1で複雑なマテリアルと3,500万個の三角形を含むシーンを使用しテスト
ビデオ処理:1.14
Topaz Video AI 3.2.0で、45秒の1,920x800 H.264ビデオファイルを2倍にアップスケーリングしてテストを実施
ビデオ編集:1.32
8KのProRes 422メディアを含む複雑な5分のプロジェクトを使用し、リリース前のFinal Cut Pro 10.6.6でテスト
3D操作:1.21
Autodesk Maya 2024でアンビエントオクルージョン、4x MSAA、ライティングを有効にしたMayaのビューポートで描画した600万個の三角形と200個以上の高解像度テクスチャを含むシーンを使用しテスト
ビデオのトランスコード:1.86
Compressor 4.6.4でテスト
コードのコンパイル:1.22
Xcode 14.3とApple Clang 14.0.3、Ninja 1.10.0.git、CMake 3.25.0を使用してオープンソースプロジェクトをビルド
カラーグレーディング:1.50
DaVinci Resolve Studio 18.5にて空間ノイズ除去エフェクトを適用したプロジェクトを使用
写真の編集:1.22
Photoshop 24.4.1で複数のフィルタを実行してテスト

という感じでした。概ね1.2倍あたりだけど、一部、それを大きく超える数字を出している処理があったりします。3Dレンダリングとビデオのトランスコードですけど、それら処理はM1 Maxに対するM1 Ultraの性能もそんなに出ていない印象があります。M2の方が性能が出やすいってあったりするんですかね。そんな結果を見ると、M1 Max Mac Studio持ちとしては、ぐぬぬと思うわけです。まあ、いいんですけどね。
ともあれ概ね1.2倍の性能アップでは、特にGPU処理においてPC方面のミドルレンジとも勝負にならないだろうということは悲しいことでございます。

余談ながらApple Vision ProにはM2が搭載されているわけですけど、無印のM2とするなら、そこまでグラフィックをぶん回すようなパワーはないことが予想され、だから高品位なVRを表現するというのには役者不足な可能性は高そうです。そんな用途で美麗なグラフィックを使用するとき、PC方面ではGeForce 4000番台をぶん回している世の中なわけで、とてもとても無印M2では性能が足りないでしょう。これがVRもいい感じになる将来が来るのか、そこは興味深く見守っていきたいなと思いました。

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WWDCキーノート

mac |2023-06-06

日本時間6/6 午前2時。眠い目を擦りながらライブ配信を観てました。とはいえあらかじめ作り込まれた映像が配信されている形態でありがたいことに日本語字幕もついてて、眠くなることもあんまりなかったです。眠くならなかった原因のもう一つの理由として、冒頭に新しいMacの発表があったってこともありますかね。

新型は15インチのMacBook AirとM2システムに更新されたMac Studio、AppleSiliconに更新されたMac Proでした。先週末ぐらいから噂に上がってきてた内容の通りです。
MacBook Airは昨年のWWDCで発表されたMacBook Airの13インチモデルが15インチになりましたーってものだけど、容量の大きな筐体になることで13インチの4スピーカーに対して6スピーカーを搭載してきており、音質の向上が期待されます。ディスプレイは13インチの2560x1664に対して2880x1864と320x200分だけ表示領域が拡大しています。このドット数は2018年のMacBook Pro 15インチモデル(2880x1800)とほぼ同じということになります。3年のAppleCareをつけて24GBメモリ、2TB SSDにすると401600円ということです。

Mac Studioは昨年の3月に発表・発売されてから1年3ヶ月での更新ということになります。なかなかまともなサイクルです。こっちはM1 Max/UltraがM2 Max/Ultraになりました、って内容ですね。M2になったことで最大メモリ搭載量が192GBまで上がりました。モニタ出力についてはHDMIが2.0以上になったことで8K/60Hzや4K/240Hzに対応しています。M1 Max Mac Studioを使っている自分としてはそこの部分は羨ましいなと思うわけです。

そしてMac Proです。Mac Pro 2019と同じデザインの筐体を採用し、M2 Ultraを搭載しての発表となりました。演算性能はだからMac Studioと変わらないはずです。Appleの製品紹介のページではMac Studioが演算性能を最大にカスタマイズしたiMac 2020との比較、Mac Proが演算性能を最大にしたMac Pro 2019との比較になっているから、お互いの性能差はわからないけど、たぶん、同じなんだろうと思います。
Mac Proの価格は日本円で1048800円から、Mac StudioのM2 Ultraモデルは598800円からですから、計算の性能が同じでこれだけの価格差があるのにMac Proを選ぶ理由は何かと言われれば、それは拡張性ということになります。しかしMac Proは基本構成で100万円超えですか…

PCI Express Gen4のスロットを6本。Gen3を1本内蔵しています。7本のPCIeスロットがあるってことですね。そのうちGen3の方はApple I/Oカードが装着された状態で出荷されているから空きは6スロットとなります。Thunderbolt 4ポートは背面と上面を合計して8つ。HDMIは2つ(1ポートごとに上述の8Kや240Hz出力に対応している模様)、10Gbのイーサーネットポートが2つ。こういった内容を求めてMac Proを選ぶということになりますな。
PCIeスロットについてはMPX Moduleではないらしいので、現在Apple Storeで売られているMac Pro 2019用のアクセサリは使えないでしょうし、ビデオカードもおそらくサポートされていないでしょう(NVIDIAやAMDがドライバを用意できれば使えるのでしょうが技術的にも難しいのかね?)。AJAやBlackmagicといったビデオ系のメーカーから出ているカードやオーディオインターフェース、10Gより高速なネットワークカード、大容量もしくは高速ストレージを内蔵したい方々が利用する製品ということになりそうです。

Macの発表後は次期OSについてのお話に話が及びました。macOSはmacOS 14 Sonomaになります。カタカナではソノマとなるみたいですね。デスクトップにウィジェットを並べる使い方ができるようになってましたがファイルアイコンでデスクトップを散らかしている場合、それらアイコンはウィジェットを避ける形で配置されるのか?と少し気になりました。macOS上で動作するようになるゲームの紹介でコジマプロダクションから小島秀夫監督が登場しておりましたね。その他iOS, iPadOS, WatchOS, tvOSといった連中の紹介をふーんって眺めておりました。SiriがHey,SiriではなくSIriだけの呼びかけで起動するようになるのはとても良いことだとは思いました。

その後Web上で発表されている情報によると、macOS 14は2018年以降のMacが対象に、iPad OS 17は初代iPad Proがついに足切りされました(自宅で使用しているもので、さて、どうしたものかと思ってます)。iOSはiPhone X以前が対象から外れました。iPhone 8は2020年4月に販売終了してますから、その最後の時に買った人は3年ちょっとで最新OSに上げられなくなるってことっすね。まあ2017年9月にリリースされたモデルでもあるので、それは仕方ないとも言えそうですが、とにかく安く買いたかった人(イコール長く使いたい人だろうなぁ)はちょっとおこるかもしれませんな。一般的には3〜4年使ったら買い替えろってことすかねぇ。WatchOSはApple Watch Series 4以降をサポートということでほっと胸を撫でろしております。

そして最後にApple Vision Proが発表されました。ARヘッドセット。その造り込みにちょっとびっくりしました。目があたる面にディスプレイが配置されているのは当然として、装着している人の状態を表示するためにヘッドセット前面にもモニタがついている。周囲の人に視線を知らせることができるし、その必要がないときはその視線を隠すことができるってわけですね。で、本体はセンサーやカメラの塊であり、ソフトウェアとの組み合わせで装着時の違和感を無くすよう気を配っている様子が伺えます。その造り込みから50万円ほどの価格設定になっており、一般向けに何処まで売れるのか(その売れ行きにより発達するエコシステムが何処まで拡大するのか)が気になるところですが、これを皮切りに、時間をかけて浸透させていくための手を継続的に打っていくのだろうなとの意気込みは感じました。

ということで、Apple Vision Proのためのキーノートといった趣であった今年のWWDCのオープニングでしたが、そこで出なかった技術的なお話がWWDC内でどれだけ明らかになるのか、興味深い話題が出てくるのか、ちょっと楽しみな1週間が始まりました。

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Mac Studioが出る?

mac |2023-06-03

WWDCの季節になりました。6/6って情報を聞いてて、6/7午前2時かなって思ったのだけど、日本時間での情報を記憶していたのでした。6/6午前2時が正解ということで、危ない危ない。

「WWDC23」での新型「Mac Studio」の発表は確実か − 一部モデルの出荷に遅れ [気になる、記になる…]
AppleのM2 MaxとM2 Ultraチップ、新型デスクトップMacに搭載されるかも [ギズモード・ジャパン]

M2 Max/Ultra搭載のMac Studioってのは十分あり得るのでしょうけど、Mac Proはどうした?

M2 MaxはすでにMacBook Proに乗ってて最大 12コアCPU・36コアGPU・16コアNeural Engine・96GBメモリなわけですけど、M2 Ultraは単純にその倍ですかね。そしてM1 UltraとMaxの性能比から、Maxの単純に倍の性能にはならないだろうから、そこまで大きなバンプアップにはならないというとこでしょか。サプライズで次世代のを搭載してきたらそれはびっくりですけど、どうなりますか。

WWDCのキーノートでは、OS周りの発表とVR/ARヘッドセットと15インチMacBook Airって言われていたように思いますけど、そこにM3のハイエンドをぶっ込んできたら大盛り上がりなんだろうなと思いつつ、まあ、M3が登場したとして、やっぱり下のクラスからの搭載なんだろうなあ…

ちなみに個人的にはVR/ARヘッドセットって製品はiPhoneやiPad、Apple Watchのように広く一般の人々が使うにはハードルが高いと思ってます。逆にそれを発表してくる場合、どんなコンセプトになるかは興味ありますがね。

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macOSのNFSに関するバグ

mac |2023-06-01

Apple的にはSMBで繋げよってことだろうけど、そうはいかない環境が世の中にあって、で、NFSでファイルサーバーをマウントしている環境でこんな問題が起こっていることを初めて知りました。

上図はインスペクタのパネルを表示させている状態でNFSでマウントされた場所にあるファイルをクリックした、という図です。クリックしてしばらくすると「変更日」が変わっちゃいました。まじかよって感じですよね。触っただけでおかしくなる。(正確にはプレビューを作成しようとした段階で日付の更新が行われるらしい)
このファイルはこの画像を収録する直前に作ったものだから2023年に作成されたもので、作成日も変なことになっているけど、それも問題だけど変更日が変わっちゃうのが困っちゃうわけです。
ネットを漁るとこの問題はAppleも認識しているバグみたいだけど(NFS Managerってツールを出しているところがリリースノートで触れている)、なかなか重大な問題です。でもこの問題はmacOS 12以降のFinderで発生しているということで、Venturaの現在も解決されていないという、なかなかにAppleのNFSに対するやる気のなさがうかがえるというものです。

man nfsdとかするとVenturaのは2008年の日付が入ってたけど、Ubuntu 20.04.2では2014年の日付が入ってましたから、比較すると、古いまま放置されていることもわかります。
NFSでマウントするときのコマンドで
sudo mount -t nfs -o nfsvers=4.1,....
とすると"mount_nfs: illegal NFS version value -- 4.1"ってメッセージが出てきて nfsstat -m すると "NFS parameters: vers=4.0,..."ってなっているから、macOS的には4.0までしか対応していないってことですね。

果たして手が入ることがあるのかどうなのか。

まあApple的にはSMB使えよってことなのだろうけど… 

ちなみに自宅でテストするために、Parallels DesktopのUbuntuにサーバを設定しました。そこにNFSv4のをたてるのに(NFSについてよくわかっていないこともあり)苦労しまして、最終的にはUbuntu14.04でNFSv4を動かしてみる [Siguniang's Blog] を参考にしました(ってかここで示されてるexportsに書かれてる階層の一つをそのまま再現)。その上でUbuntu上にユーザー名、uidがmacOS側のユーザと同じのを作った上で実験してます。

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マイフォトストリームが廃止ですと

mac |2023-05-30

マイフォトストリームのサービス終了について[Apple サポート]

iPhoneで撮った写真が自動でMac側(これがマスターと考える)にも同期されるよ、って利用の仕方をしていたマイフォトストリームが7/26で終了ということです。Appleは代替手段としてiCloud写真の利用を書いているわけですけど、フォトストリームと違ってそっちはiCloudの容量を圧迫します。そして、マスターとしているMacの写真.appのライブラリは1.3TB弱というサイズなもので、iCloudのストレージプランの2TBを契約しないと収まりません。そんなわけで今までiCloud写真は使ってこなかったのですけど、いよいよ年貢の納め時、ということなのか。

基本的には画質の劣化は起こらないようだから、容量さえクリアされればiCloud写真に移行するのもやぶさかではないのだけど、現在契約している200GBが400円なのに対して、次のサイズである2TBが1300円。まあ10倍の容量にアップして価格は3.25倍だからリーズナブルともいえますけど、1300円かーと悩むわけです。いろんなサービスのサブスクリプションで毎月いくら払ってんだろうって感じの状況なもんで。

ということで、アップグレードしました。思う壺です。

設定を変更。放置してたらそのうちアップロードも終わるでしょう…

<追記>6/8、ようやくアップロードが終わったらしく、今度はiPhoneの方からアップロードされたもののダウンロードが始まったのだけど、フォトストリーム経由でMac内に保存された写真(JPEG)とiPhoneにあったオリジナルのファイル(HEIC)がダブってる。さて、どうしたもんか…</追記>

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Blender 3.6がベータになりましたね

cg |2023-05-21

やや古い話ですけど、Blender 3.6がベータになり、4.0がアルファになりました。

3.6の目玉としてはGometery NodesにSimulationノードが加わったってものですけど、普段使いで個人的には、UVの機能向上がありがたいかもしれないと思ってます。
UV Packingがアップグレードされて、UVアイランドの形状を正確な形状で取り扱うことでより効率的にパッキングされるようになったとか、UV上で重なってる同一形状のUVアイランドは重なったまま再配置してくれるとか。挙動がちょっと怪しい部分もあるけど、そこはベータ版ということですな。

球や円柱でUV展開するオプションは3.5に続いて手を加えられていて、Seamを切り口として考慮してくれるようになりました.。

ちなみにこの辺の投影で展開する時のSoftimageの考え方がとても好きでした。投影でマッピングするとその投影の基準となるガイドオブジェクトが生成されコマンドが適用されたオブジェクトの子どもとして配置され、そのガイドオブジェクトを動かせば投影の向きや位置をあとからでも調整可能なんすよね。これが便利だった。AutodeskはLightwaveを解放したVizrtを見習い、しかるべきところにSoftimageを譲渡・売却してくれませんかね(買い手がいるのかわからんけど。時間が経ちすぎててもう無理だろというのも想像つくけど)。

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ルートディレクトリにフォルダを掘る

mac |2023-05-13

macOSはCatalinaからかな、/(ルート)にフォルダを掘れなくなりました。だから、/HOGE/Server とかいう階層にサーバーの共有フォルダをマウントさせて、Linux環境とパスを一致させることで共同作業の利便性を向上させていましたって方々は困っていたわけです。
Appleはそれを回避する手段として /etc/synthetic.conf ってのを用意していて、ルートディレクトリにフォルダを作る方法を提供していました。ただユーザがアクセスできるそれはあくまでもシンボリックリンクとしてって形で使うものって自分は思ってて、ファイルパスの一致の問題を解決できないでおりました。

現在のmacOSはMacintosh HDの一番上の階層に表示される Applications とか Users などといったMacユーザにお馴染みのフォルダも、実際は /System/Volumes/Data 内にある同名ディレクトリを synthetic.conf の仕組みでもって ルートにあるように見せているって仕組みになってるようです。/Applicationsや/Usersといったディレクトリはシステムが使用するsynthetic.conf を使ってルートディレクトリにあるように見せているようですが、ユーザは /etc/synthetic.conf を使って同じことができました。その機能を使って、SIPを解除して云々とかいうイレギュラーな運用をすることなくルートディレクトリにフォルダを掘る方法がネットに書かれてました

メモっときます。ただしこれはボリュームをこの位置にマウントさせるという考え方になるみたいです。

HOGEって名前でルートにフォルダを掘りたいとします。

echo 'HOGE' | sudo tee -a /etc/synthetic.conf

/etc/synthetic.confにHOGEって書いただけです。で、マシンを再起動。これで、HOGEがルートに出来上がりますが、その状態だとアクセスはできません。そこで以下の処理をします。

sudo diskutil apfs addVolume disk1 APFSX HOGE -mountpoint /HOGE 
sudo diskutil enableOwnership /HOGE
sudo chflags hidden /HOGE
echo " LABEL=HOGE /HOGE apfs rw"|sudo tee -a /etc/fstab

disk1の部分は diskutil list でマウントされているボリュームの一覧を見て、たぶん、システムの入っているコンテナを指定してやることになります。自分のマシンでやったら disk1 ではなく disk3 でした。APFSXを使っているのはなんでなんだろう?
APFSボリュームをマウントするパス(synthetic.confで作成したHOGE)を指定してAPFSコンテナに追加するという処理をして、
その所有権を有効にし
デスクトップに表示されないようにして
以降も同じようにHOGEを動作させるためにfstabに記入しておきます。

そんな順序の模様。結果、このHOGEフォルダの中にフォルダを掘って、そいつにサーバーの共有フォルダをマウントさせることができるようになりました。たぶんこれで行けるのではないかと思うけど、さて。

<追記>テスト的にHOGEとかいう名前で作っちゃったので、それをちゃんと本番環境の名前にしておきたいと思いました。

/etc/synthetic.conf の中のHOGEと書かれた行のHOGEを本番環境の名前に変更して保存。仮にそれをHAGEとします。

DiskUtilityを開くとHOGEがマウントされているので、それを普通にHAGEとリネームします。diskutilコマンドのremaneを使ってもいいでしょう。(普通にFinderからリネームでもいいのか?)

fstabのHOGEとなっている部分をHAGEに書き換えます。

これだけでいいみたいでした。</追記>

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FCPとLogic ProがiPad対応

iPhone |2023-05-10

Apple、プロユーザー向け映像制作アプリ「Final Cut Pro」と音楽制作アプリ「Logic Pro」のiPad版を5月24日からサブスクリプションで提供すると発表。[Apple Ch.]

まあそれ自体はいいんです。最近FCPの更新がないなぁって思っていたらこれの開発をしていたのかなぁって感じで。
興味深いのはこの二つのツールはサブスクリプションで提供されるということ。月額700円か年間7000円で、macOS版のFCPの値段が45000円(今はそんなに高いのね)ということを考えれば6年から7年分の金額だからまあ割高感はないのかもしれず、月額700円という数字も試しやすいのかもしれないけど、macOS版ももしかしたら将来そうなるのかなぁと考えるとちょっとモニョッとします。

iPad版のFPCは果たしてどんな使い勝手なのかって方面の興味はそもそも使う気がないために(と言いますかそれ以前にシステム要件を満たすiPadを持ってない。M1搭載以上の機種が必要ということで)、興味は今後のAppleアプリからのお金の取られ方に行くのでした。

ちなみに動画編集なんて大容量のファイルを取り扱う案件の一つだけど、iPadのストレージは最大でも2TBの現在、足りるの?ってことはありましょう。そこはThnderboltやUSB 3.1 Gen2で繋いだ外付けストレージを利用しろってことですかね?

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