日々適当
hibitekitou

たぶん最後のIntel iMac

mac |2020-08-06

昨晩発表されましたのは iMac 27-inch 2020でございます。内容的には順当なアップグレードといったところですが、オプションでSSDを8TB、メモリを128GB選べるようになったことで、最強構成税込み100万円オーバーとなりました。

  iMac 27-inch 2020
CPU 6Core 3.1GHz(Core i5 Turbo Boost使用時最大4.5GHz) 6Core 3.3GHz(Core i5 Turbo Boost使用時最大4.8GHz)
オプション:10Core 3.6GHz(Core i9Turbo Boost使用時最大5.0GHz)
8Core 3.8GHz(Core i7 Turbo Boost使用時最大5.0GHz)
オプション:10Core 3.6GHz(Core i9Turbo Boost使用時最大5.0GHz)
ディスプレイ 27インチ 5,120 x 2,880
500nits , P3 ,True Tone
オプション:Nano-textureガラス
GPU Radeon Pro 5300(4GB GDDR6メ‍モ‍リ) Radeon Pro 5300(4GB GDDR6メ‍モ‍リ)

Radeon Pro 5500 XT(8GB GDDR6メ‍モ‍リ)
オプション:Radeon Pro 5700(8GB GDDR6メモリ)
オプション:Radeon Pro 5700 XT(16GB GDDR6メモリ)

メモリ 8GB(4GB x 2)2,666MHz DDR4メモリ(SO-DIMMスロット x 4)
ユーザーによるアクセス可能
オプション:16GB, 32GB, 64GB,128GB
ストレージ 256GB SSD 512GB SSD
オプション:1TB, 2TB, 4TB, 8TB
カメラ 1080p FaceTime HDカメラ
オーディオ ステレオスピーカー、3マイクアレイ
3.5mmヘッドフォンジャック
ポート類 SDXC(UHS-II)
USB-A x 4
Thunderbolt 3 x 2(USB-C)
ギガビットEthernet(オプション:10Gbイーサーネット)
Kensington社ケーブルロック用セキュリティスロット
無線 Wi-Fi 802.11ac( IEEE 802.11a/b/g/nに対応)
Bluetooth 5.0
値段 194,800円〜 216,800円〜 249,800円〜

性能面で興味深いのはRadeon Pro 5700XTの採用です。メモリを16GB積んでおりPro Display XDRを2枚行けるようです(Radeon Pro 5700も同じ。それより下のGPUは1枚まで)。
GPUとしての実力はiMac ProのVega 56や64、64Xには敵わないまでもかなりいい線まで張り合える性能かつ消費電力は少なめのはずです。
CPUも10コアの第10世代を採用してきて一体型のマシンとしてはなかなかの能力を持ったものと言えるかもしれません。実用レポートが出てくるのが楽しみな所です。

マイク性能の向上もアピールしています。最近、ビデオ会議が行われる機会が各所で増えているかと思われますが、マイクからの音の入力がビデオ会議ソフトを通してスピーカーから出力されてくることで大変聞きづらい状況に陥ることがあるわけですが、それが解消されるんですかね? そーいうものじゃないかな??

ともあれ5Kの結構いい性能のディスプレイが付属すると考えると、一体型で構わない人にはなかなか良い選択肢になりそうです。
コスト面で言えば、このiMacはユーザによるメモリスロットへのアクセスが可能なので、メモリを最低構成で買って自分で増設するのが良いように思います。まぁトラブった時のAppleとの交渉が若干面倒なことになりましょうが、128GB搭載したい時、Apple純正だと+26万円なのが例えばOWCのキットを買うと+12万ほどで行けるのだからだいぶ節約できます。ストレージはT2チップにつながっているタイプなために自分で交換が不可能で純正品を選ばざる得ないから、せめてメモリは安く仕入れておきたいものです。

ということで、個人的に選ぶならCPU、GPUは最高まで上げてメモリは8GBの最小で、ストレージは2TBぐらいに日和っておいてEthernetは10Gbにして税抜き409800円。AppleCareをつけてプラス20800円。OWCのメモリを64GBほど購入して65000円ぐらい。合計税込で55万あれば足りそうです。…うん、無理。

iMacの21インチモデルとiMac Proも少し構成を変更して、iMac 21インチモデルは全モデルSSDになりHDDを廃止。iMac ProはCPUが10コアを最低ラインとしました。iMac Proについては実質値下げなわけですけど、流石にそろそろモデルチェンジをして欲しいですね。まぁApple Silicon Macの登場が予告されている今、Intel CPUを積んでのフルモデルチェンジはもはや期待できないとは思いますが。
iMac ProやMac Proに搭載されるようなApple Silicon Mac ははたしてどんなものになるんでしょうか。今回登場した27インチiMacやiMac Pro、そしてMac ProのApple Silicon化は一番最後になるでしょうが、構成の見直しは適時行って欲しいものです。そして真っ先にApple Silicon化が待っているかもしれないiMacの21インチモデルの後継モデルについては、ターゲットディスプレイモードが搭載されるなら是非とも欲しいと思うわけですが、それはあまり期待できないかなぁ…

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Blenderでさ、名前検索して検索結果をまとめて選択するにはどうしたらいいの?

cg |2020-08-04

タイトルの通りなのですけど、

こんな感じでEmptyの子供にオブジェクトが配置されているシーンで、そのオブジェクトが一定のルールで名前がつけられているとします。

つまりはこんな具合に、Emptyの子供のオブジェクトは、例えば Cube〜って名前になっているとして、こいつらをまとめて選択したいなって思った時、どうしたらいいんでしょうか?
って考えた時、Outlinerの検索フィールドに文字列入れたらいけそうだと思うじゃないですか。でも確かにフィルタリングされるけど、それらを選択することがどうも出来ないようなんですよね。

正解かはわかりませんけど、名前検索して選択したければ、Selectメニューにそれっぽいコマンドがあります。

ってことで、これでとりあえず選択は出来ましたが、Outlinerがどうも直感的じゃないですねぇって思いました。

ちなみにこの例の場合、選択したい連中はソースとなるオブジェクトとObject Dataを共有するので Select → Select Linked → Object Data でも選択できます。

余談ながら、同じ構造の複数オブジェクトを選択して、例えば複数のカーブを選択して、Object DataのGeometryからBevelのDepthの値を一括変更したい時、Optionキーを押しながらフィールドをアクティブにすると、選択されたオブジェクト全部に値が適用されるんすね。おじちゃんスクリプト 書いてたよ…

以上、今日のメモでした。

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オブジェクトを複製してある名前を持ったオブジェクトの子供にする

cg |2020-08-04

プロットされたEmptyの位置にあるオブジェクトを配置したいと、そう思うわけです。
下図のCubeのインスタンスをEmptyの子供にしたい、と。

import bpy

srcObj = bpy.data.objects['Cube']

parentObjs = []
for scnObj in bpy.data.objects:
    if 'Empty' in scnObj.name:
        parentObjs.append(scnObj)

parentsNo = len( parentObjs )


for i in range(parentsNo):
    newObj = bpy.data.objects.new('Cube' + str(i) , srcObj.data)
    bpy.data.collections['Collection'].objects.link( newObj )
    
    newObj.parent = parentObjs[ i ]

この結果、

という感じで出来たような気がする。というメモ。

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椅子が届きました

与太話 |2020-08-01

昨日、届きました。

エルゴヒューマンのプロ。椅子を買おうかと悩み続けて、悩んでいるうちに各所在庫がなくなって次の入荷は9月とか10月とかいう表示が出てきたところで、一昨日、Amazonでこいつの在庫が復活してましてポチッとしてしまいました(今見たら「通常1~2か月以内に発送します。」ってなってた)。

メーカー組み立て完成品だったもので、箱がでかい。69cm x 66.5cm x 119cmってサイズですよ。

レビューを見ているとよく書かれていることに、重い、ってのがありますが、重かったですね実際。でも持てない程じゃないから無事作業机前に設置できました。さて、いい買い物をしたと感想を抱くことができるか。今後使っていくうちに明らかになるでしょう。

梅雨も明けて天候が安定した感じだったので、戸袋の中を掃除したりもして今日は力尽きました。

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Blenderで円弧を描く

cg |2020-07-31

スクリプトでのカーブの描きかた?

import bpy
import math

coords = []
for i in range( 0,271 ):
    coords.append( ( math.sin( float( i ) / 360. * math.pi * 2.)  , 0.0,  math.cos( float( i ) / 360. * math.pi * 2. ) )  )

curveData = bpy.data.curves.new( 'myCurve', type='CURVE' )
curveData.dimensions = '3D'
curveData.resolution_u = 1

polyline = curveData.splines.new( 'NURBS' )
polyline.points.add( len( coords ) )
for i, coord in enumerate( coords ):
    x, y, z = coord
    polyline.points[ i ].co = ( x, y, z, 1 )
    
curveOB = bpy.data.objects.new('myCurve', curveData)

scn = bpy.context.scene
scn.collection.objects.link(curveOB)
bpy.context.view_layer.objects.active = curveOB
curveOB.select_set(True)

270度の円弧を描いてみたものです。参考にしたサイト(ほぼそのまま)は Blender Stack Exchange です。
理解はしきってないけど、カーブを作って、それと関連づけたオブジェクトを作って、そのオブジェクトをシーンにリンクしたって流れらしいってことまでは分かった、ような気がする。

curveDataとpolyline、それぞれが作られた後、print( type( curveData ) ) や print( type( polyline ) ) ってしてみると

class 'bpy.types.Curve'
class 'bpy.types.Spline'

というお返事。
bpy.types.Splineクラスは

Element of a curve, either NURBS, Bezier or Polyline or a character with text objects

で、bpy.types.Curveは

Curve data-block storing curves, splines and NURBS

とドキュメントには書かれておりました。んー

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Redshift Metal のクローズドベータが始まるぅ

mac |2020-07-29

と思ったら、

Please note that to be approved for the closed beta, you MUST be have an Apple developer account and have Big Sur beta 3 or higher installed.

[Redshiftのフォーラムより]

ということで試す場合、Big Surが必要らしい。ってことは、正式版ももしかしてBig Surを要求するんかね? であれば動作条件が最初はちょっと厳しいことになりそうだけど、あるいはオープンベータに移行して云々としているうちにBig Surも安定するって寸法でしょうか?

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NDI?

mac |2020-07-24

業務用の映像機材方面を繋ぐケーブルを通る規格にSDI(Serial Digital Interface)ってのがあります。非圧縮の映像信号を同軸ケーブル一本で送ることができる規格で、端子形状はBNCってのが一般的なのはともかく、そんな機材方面から見るとそれのネットワーク版かな?って思っていた規格にNDIってのがあります。
NDIはNetwork Device Interface の略でSDIと対になる言葉じゃないのでその印象はあんまり正しくないのですけど、映像(音声他)をIP通信でやり取りするための規格であり、そんな意味では似てる? NewTekにより策定されたオープンな規格みたいです。

低遅延・高品位な映像を普通のイーサーネットを介してやりとりできるので同一LAN内で映像をやりとりするのに有利そうです。(もちろんインターネットを介してのやりとりも行えるそうです)

ということで何がしたいかと言いますと、Adobe Character Animatorってソフトがあるじゃないですか。これがNDIに対応しているそうなんです。で、それを介すとリアルタイムでアルファ付きの映像を得ることができるようなんです。

NewTekは基本となるツールを無償で公開しています。NDI Tools [ NewTek NDI ] からダウンロードできます。ダウンロードされる(Mac環境で利用する)dmgファイル内には

  • NewTekNDIAccessManager.pkg
  • NewTekNDIforAdobeCCPlugins.pkg
  • NewTekNDIScanConverter.pkg
  • NewTekNDIVideoMonitor.pkg
  • NewTekNDIVirtualInput.pkg

なんてものが入ってます。Adobe CCからの出力はこのうちNewTekNDIforAdobeCCPlugins.pkgを使ってプラグインのインストールを行います。
Adobe Character Animator の環境設定ではNDI outputって項目が現れ、これでブロードキャストされるようになるはずです。

配信された映像をファイルとしてキャプチャしたい場合、どうしたもんかと考えたとき、OBSってストリーミング配信でよく使われているツールを思い出します。こちらのツールとそのNDI対応のためのプラグイン[GitHub]を入れてやります。OBS起動時にランタイムが入っていないと怒られたら

そこからダウンロードしてそいつも入れてやリマス。
以上でOBSからNDI出力されてきた映像を受け取ることができるようになります。ソースでNDI Sourceを選び、

Adobe Character Animaterがライブストリーミングをオンにしていたら、映像ソースとして設定画面の選択肢に現れてくるので選択します。

以上で、Character Animatorで以下のようにプロジェクトを開いているなら、

以下のようにOBSでもその絵を確認することができるようになります。(なを、画面キャプチャしたタイミングが違うため、キャラクターのポーズは一致してません。)

NDIの偉いところはアルファチャンネルも送出されることで、OBSのソースとして静止画を選び、それをNDI Sourceの下レイヤーに入れてやると背景として静止画が表示された状態になります。

ということで、アルファ付きの映像ファイルとして保存したいのですけど、さて、どうすべきか。一応、出力設定を詳細モードにし、録画の設定を

  • 種類をカスタム出力(ffmpeg)に
  • コンテナフォーマットをmovに
  • 映像エンコーダーをprores_ks(prores)に

というようにした上で、詳細設定の映像のカラーフォーマットをRGBにすると ProRes 4444 のmovファイルで保存されるんですけど、ProRes 4444はリアルタイムに収録するには重すぎるし、ましてアルファチャンネルが正常に出力されてきません。(詳細設定の映像のカラーフォーマット部分と映像エンコーダの組み合わせ選択によってProRes 422かProRes 422HQかProRes 4444かが決まるみたいです。HD解像度で出力しようとすると、時々、キャプチャが間に合わないのか、前後のフレームが混じった絵ができちゃうので、ProRes自体、物凄いハイパワーなマシンを使わないと厳しいかも)
ってことで詰みました。

クロマキー合成用に出力する分にはOBSで背景を単色にしてもいいしCharacter Animatorで背景色付きで出力すればいいから、キャラクターによってはそれでもいいかもだけど、なんか負けた感がある上にここの例に使っているキャラクターじゃ多分難しい…w

ってことで行き詰まってます。

<追記>レコーディングするソフトウェアは、もちろん販売されています。NewTekのサイトにも数本紹介されているのですが、業務用として紹介されているものなので数万から十数万円クラスなんすよね。NDI自体はオープンソースということで、誰か作ってないかなぁって思ったのだけど見つけられておりません…。ぬぅ。</追記>

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今年のシーグラフが始まってた

cg |2020-07-22

Siggraph 2020が開催されていたのですね。知らんかった。で、そこで例年通りMAXONがイベントをネットで行っていたのが日本時間昨夜ということみたいです。
つまり、Redshift 3dのMac版が姿を見せました。MAXONのTwitterによると

ってことみたいで、いよいよ使える日も近いって感じです。Metal版もBlenderで動作するようになるならますます嬉しいかも。です。

まぁファーストバージョンにそこまでは期待しないけど、これが順調にバージョンを重ねていけるよう、Appleにおかれましてもちゃんとサポートをして欲しいものです。

とかいう商業レベルのお話ではなく、世界は確実に進歩していると感じられるこーいうイベントは素晴らしいなぁと思うのは毎年のことでございます。

SIGGRAPH 2020: Technical Papers Preview Trailer

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昔の映画の4DX化

movie/anime |2020-07-19

先週、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの4DXを観てきました。逆シャアは1988年の公開年っすね。去年4DX化されたそうです。そこまで感心はしませんでしたが…

そしてまるで梅雨明けのような空となった今日、機動警察パトレイバー the Movieの4DXを観てきたですよ。もともと4/17公開の予定だったのが三ヶ月延期され。7/17から始まったもの。
うちの近場だと松戸ってことになるのですが、松戸の道を走りたくないという理由で水戸まで行ってきましたw。 ユナイテッド・シネマ 水戸でございます。水戸駅前。公開3日目に既にパンフレットが売り切れておりました。サウンドリニューアル版のパンフレットいうことになるそうですけど、現状、公開劇場が少ないので、劇場に足を運んで手に入れるのは大変かもなぁと思ったりしております。どうしたもんか。
ということでパトレイバーは1989年に公開された映画で98年にサウンドリニューアル版が作られたそうです。で、今回の4DXではリニューアルした方の音声を使用しているそうで、声だけじゃなく、サウンドトラックも作り直されていたのか、へぇ(ネットの情報を見ながら)。

30年以上前の映像が4DX化されたわけですけど、大画面にアトラクション要素が加わることで、とても良いものに仕上がっていたと思うですよ。あまり無駄な動きはつけられておらず必要なところにしっかりと動きがついていたって感じでした。
元々の作品が素晴らしいものだからプラスアルファの要素が邪魔をしない形で加わっているのが嬉しい配慮だなとね。

席は市松模様の形でしかとれないようになっている昨今の状況なので、隣の席に特典のクリアホルダーを置いて観ていたのだけど、上映終了後、上記写真のように表面結構濡れてました。最後は台風だしね。そりゃ派手に水も散布されるよね。ちょっと寒かったかもしれません。でも満足です。

映画泥棒の映像もリニューアルされてアクション要素満載なんだから、4DX化すりゃいいのにね。

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異なるOS間のファイル名問題

mac |2020-07-15

主にmacOSで問題を起こしている感じなのだけど。

上図は、Linuxで動作するファイルサーバに対して、SMBとNFSで接続した同じ場所をFinderウインドウで開いている状態です。中に入っているテキストファイルは、Catalinaで動作するローカルのMacからコピーしたもので、「がぎぐげご.txt」はSMBで接続した方から、「バビブベボ.txt」はNFSで接続した方からのコピー品となります。

見ての通りSMB側はSMBでコピーした方しか認識できず、NFSの方は両方見えてますがSMBでコピーした方(がぎぐげご.txt)をダブルクリックしても開くことができません。

サーバーにsshで入って、同じフォルダの中で

$ touch ざじずせぞ.txt
$ echo "ざじずぜぞ"|tee ざじずせぞ.txt 

とかやって、「ざじずぜぞ」って文字列の入った「ざじずぜぞ.txt」を作ると

って感じで、SMB側にもそのファイルが見えました。そしてSMB側ではそのテキストファイルをダブルクリックして開くことができるのに対し、NFS側では開けません。

問題の元凶はmacOSがファイル名をUTF-8のNFDで保持しているところに起因していると思われます。古から問題視されていた挙動っすね。

ファイル名の文字列をローカルのmac側でNFSマウントした方でlsして確認してみます。[参考:ザリガニが見ていた...。]

# ls|nkf -wLu|od -tx1c
0000000    e3  81  8c  e3  81  8e  e3  81  90  e3  81  92  e3  81  94  2e
            **  **  ぎ  **  **  ぐ  **  **  げ  **  **  ご  **  **   .
0000020    74  78  74  0a  e3  81  96  e3  81  98  e3  81  9a  e3  81  9b
           t   x   t  \n    **  **  じ  **  **  ず  **  **  せ  **  **
0000040    e3  81  9e  2e  74  78  74  0a  e3  83  8f  e3  82  99  e3  83
          ぞ  **  **   .   t   x   t  \n  ハ  **  **    ゙  **  **  ヒ  **
0000060    92  e3  82  99  e3  83  95  e3  82  99  e3  83  98  e3  82  99
          **    ゙  **  **  フ  **  **    ゙  **  **  ヘ  **  **    ゙  **  **
0000100    e3  83  9b  e3  82  99  2e  74  78  74  0a                    
          ホ  **  **    ゙  **  **   .   t   x   t  \n                    
0000113

SMBでコピーしたのとLinux(サーバーのローカル)上で作成したファイルは濁点の文字が一文字で表現されてますが、NFSでコピーしたのは清音の文字と濁点が別れてますね。
ってことで、今のmacOSのSMBはNFDで濁点が表現されたファイルを取り扱うことができないということのようです。
ちなみにWindowsからこのフォルダを見た時、いずれのファイルも取り扱うことができました。

Windowsのデスクトップに作成した「ゔいんどうず.txt」ってテキストファイルをファイルサーバのこのフォルダにコピーすると、macOS側でNFS、SMB両方にファイルは現れましたが、NFS側では開くことができませんでした(SMB側では問題なく開ました)。
ちなみに「ゔいんどうず.txt」ってファイル名ですけど、上記方法で見たところ「う」と「゛」に分離されている様子が確認できました。試しにssh経由でLinuxファイルサーバのローカルで「ヴゔゔ.txt」ってファイルを作るとこの平仮名カタカナのゔは一文字で表現されてました。これをNFS側でファイルを開けないのは同じです。Windowsでは正常に開けました。

思えば最近、Windowsの共有フォルダを介してのやり取りでこの辺の濁点問題が起こった記憶がありません。ということはNFSでマウントする際に生のファイル名でやりとりするのではなくNFCにしてやり取りする設定があるらしいので、それを生かせばうち周辺でのこの辺の問題は概ね解決するのかね?

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