日々適当

hibitekitou

MacでWebページを作る環境を考えてみる

mac |2004-12-17
といっても、そもそもWebページのレイアウト部分は単なるテキストファイルに過ぎないので、テキストエディターがあればいいじゃん、ってことになっちゃうのだけど、そうなると、HTMLとかCSSとか何じゃそれ?、って人には敷居が高すぎるわけです。

ということで、比較的WISWIGで作成することが可能なソフトウェアが必要になるわけですが、Mac環境ではそれがちょっと弱い印象がありますかね。

たとえば、Windows上ならIBMのホームページビルダーやMSのFrontPage(どちらも9,000円ほど)という比較的安価なホームページ作成&管理ソフトウェアが結構な数で存在するのだけど、Mac上ではあまり見かけません。見かけるものといえば、MacromediaのDreamweaverやAdobeのGoLiveなどという、プロ向けの用途にも耐えられる、比較的高価なソフトだけ、のように見えるわけですね。

まぁしかし、Mac上で比較的安価にページ作成を実現できる、ってのは皆無じゃありません。その辺、書き並べてみましょう。


MozillaおよびNetscape

どちらも、Composerという簡易なWebページ作成機能を持っています。どちらもフリーです。簡易なので、それなりのことしか出来ませんがね…

Nvu

Mozillaをベースに、Webページ作成に特化したソフト。まだベータ版であり、また日本語版も存在しないけど、今後が楽しみなソフト。無償で使用可能。

Freeway

以下は売り物。Freeway Expressが1万中盤で、Pro版が3万弱。もともとDTPソフトライクな操作感を目指したもののようで、その辺のソフトに慣れているのなら、操作に戸惑うことは少ないでしょう。他のソフトで作ったHTMLファイルの読み込みなどが出来ないけど、このソフトだけでページ制作を完結させるのならいいかもしれません。CSSへの対応も弱いようです。Pro版は外部とのやり取りやCSSへの対応強化なんかを図ったものとのこと。

ID for WebLiFE

見栄えのいい動きあるページを手軽に作りたい、というのならこれはいいソフトだと思います。たぶん、普通の人がページを作ってて楽しいのがこれじゃないすかね。ただ、Flashベースのページとなり、その辺は実に特殊なソフト。約2万円。


比較的安価に、となるとこの辺になるかと思われます。FreewayののぞいてすべてWindows版も存在していますね。でもって、これらからさらにワンランクアップしていくとDreamwaverやGoLive、あるいはFlashあたりを導入していくことになります(もっとも、GoLiveは2万後半のお値段なので、ID for WebLiFEからちょっとがんばれば買えちゃいますがね。ただ、両者の性格はぜんぜん違うので、ID買うぐらいなら、がんばってGoLive買えば?ということにはなりませんが)。

あるいは、Blog的なサイトを構築するなら、iBlogなんていいツールも存在しておりますね。通常、Blogってのはサーバー側で動的にページを作っていくものなんだけど、そのような仕組みを持たないところででも、Blogライクなページを構築できます。$19.95。この辺なんかがちょっと情報古いけど参考になるでしょう。


(他にもぽつぽつ見かけたことはありますが)大体、こんなところでしょうか。
本当は、簡易なものをAppleが用意してくれるといいのですがねぇ。


こんなことを書こうと思ったのは、Mac買って後悔した、って人のBlogを見かけたからなんすけどね。
まぁ確かに、フリーでそれなりのものというソフトの数はWindowsと比べると劇的に少ないけど、ちょっとコストをかければ、あるいは英語を苦にしなければ、あるいはソフトを探す労力を惜しまなければ、結構存在します。
もっとも、その探す労力を、あるいはコストをかけたくない、とか、周りにそんなソフトの存在とかを知っているMacユーザーがいない、というのなら、Windowsにしておいたほうが無難なんでしょうね。

追記
こんなソフトもある。
RapidWeaver
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