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与太話 |2021-08-22

世間のネットの速度の認識ってのが知らぬ間に随分と速くなっている事を、コロナ禍でテレワークが行われて周りの人の自宅回線を聞くことで知りまして、つまりインターネットの回線速度が実測で(Googleのインターネット速度の計測サービスとかで)100M,200M,300Mbpsが普通のご家庭で出ているらしい。まぁ、Gigabit以上で契約していたりしたらそれも当然な数字だし、10Gbpsのプランが一般向けに用意されているご時世でもあるし、何を今更な認識なのだけど、自宅の光の契約がたぶん100Mbpsなもので、それでも速度に不満を持つことはなかったから、認識がだいぶ遅れておりました。

とはいえ、LANにおいて一般のご家庭に10Gbpsというのはハードルが非常に高く、それはたぶん今も変わらないと思います。自宅内に複数機器を抱えている人は有線LANで各機器を繋ぐ際にスイッチングハブを介しているとお思うけど、そのコストが下がったとはいえまだようやく5ポート全部が10Gbpsの物で3万切るものが出てきたばかりですしね(TP-Linkが最近出してきた)。また10Gbpsって速度は負荷が非常に高いようで、筐体がとても熱くなるようですから、そんな意味でもご家庭にはハードルが高いかもしれない。

ところがWi-Fi 6が普及し出してきてそのルーターの有線ポートに2.5Gbpsタイプのものが増えてきました。それで需要が増えてきたのか、2.5Gpbsのスイッチングハブの選択肢がここにきて増えてきたように思います。そしてついに、プラネックスが実売1万円を切る価格で5ポート全部が2.5Gbpsってのを出してきたし、同じポート数で他社も1.5万以内な価格になってきています。となると、ちょっと注目したいわけですね。

2.5Gbps程度の速度で満足する場合のメリットとして、カテゴリー5e以上のケーブルで大丈夫ってのがあるようです。2001年に追加された規格だそうで、概ね2000年台にはられたギガビット対応のLAN環境ならば2.5Gbpsに対応できる可能性があるってことですね。ちなみに5Gbpsの場合、100mまでなら5eで対応できる可能性がある模様。

と思ったけど、うちの自宅、1Fと2Fを結ぶラインが90年台に敷設されたものだったわ。ほぼ確実にカテゴリー5だわ。これはひきなおさないといけないですかな。

ということもあり、自宅はまだ先だなと思ったのだけど、職場方面でのマシン入れ替えの候補機を検討していると、どうも今時はマザーボード直付けのLANポートが2.5Gbpsに対応しているものが安価なモデルにも増えている様子が見えてきます。まぁ職場LAN環境は10Gbpsなのだけど、Windows機についてはマザーボードに左右される速度でつながっていたもので(10Gカードの増設とかしなかったので)、これまでGigabitだったわけですね。それが2.5Gbpsに上がるとするなら、その恩恵は大きいわけです。
ということで、職場環境で2.5Gbpsでちゃんと繋がるのか検証すべく、BUFFALOのUSB接続の2.5Gbps対応LANアダプタを発注しました。これでちゃんと繋がるなら、安心して新しく導入するマシンを2.5Gbpsで使えるというものです。

Appleにも、iMacやMac miniは標準がギガビットまでだけど、そこが2.5Gbpsに上がる時代は来ますかな。それとも一気に10Gbpsにしちゃいますかね。(Mac miniにはオプションで用意されているけど、iMacにはそれがない)

<追記>職場のLAN環境、2.5G対応してなかった。さて、どうするか。安い10Gbase-Tカードを導入するか、2.5G対応の小さなスイッチを買うか。ちょうどQNAPがQSW-2104-2Tっていう10Gbase-T x 2、2.5Gbase-T x 4ってのを出してきましたしね。同じような仕様のものはバッファローもだいぶ先行して出してましたが、どちらもお値段的に2.5万ほどで導入可能。一方で10Gbase-Tカードは安いものでも1枚1万弱ほどするらしい。必要枚数揃えるとカードの方がたかつくけど、性能差を考えるとちょっと悩ましい価格差と言えるわけで。困りましたな…</追記>

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