hibitekitou
おえかきちょう
mac |2007-12-30
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/48/eb9c95626f4d362bdaedf3271defa129.jpg)
おえかきちょう[Digitalians' Alchemy]
でもってやっぱりお絵描きソフト。
このソフト、特徴的なのは、お子様に使ってもらえるツールを目指していることでしょう。
キャンパスサイズは640×480の固定だわ、使えるツールも線を書くための物(ペン)とその線を消すための物(消しゴム)ぐらいだわ、選べる色が限定されているわ、ペンの太さも限られているわで、まぁ、複雑なものを書いていくのにはあんまり適していない物となっております。
また、色の乗り方も独特で、ある領域に色を塗って、その上に同じ色で重ね塗りすると、濃くなってしまいます。不透明水彩じゃなくて透明水彩をイメージしているのでしょうかね。
そのため、色を塗り間違えちまったいって時に、意図していた色にパレットカラーを変えてからその上に重ね塗りしても、意図した色には塗られてくれないわけで、解決方法は、消しゴムで前の色を消してから新たに塗るしかありません。
でもそんな不満はコンピュータ的彩色に慣れているから感じるだけであって、子供が触る画材の延長として考えるならこっちの方が自然かもしれないなと思ったりしております。
触っていて思ったのは、フルスクリーンで画面を覆ってしまっても良いのではないかな、ってことです。絵を描くのに集中できる環境作りって意味でね。
また、概して最近のMacのモニタ解像度は大きいわけで、640×480の大きさを素直に表示してしまうと画面の隅っこに小さくキャンパスが表示されるってことになってしまうわけで、それはどうにかしたほうがいいのではないかとも同時に思いました。
保存できるフォーマットは、ちょうど旧Mac OSのノートパッドのようにページをめくって次の絵を描いていく体裁のファイルフォーマットを採用し、簡単に使えることを主眼に置いているようです。
ただ、保存されるものはファイルじゃなくてパッケージなので、そのパッケージを開けばTIFFファイルをとり出すことが可能みたいです。だから、お絵描きした画像をさらにどうこうするのにも問題はなさそうですね。
そんなわけで、お子様に触らせるツールとしてよいやもしれんなぁと思った晦日の夜でした。
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