hibitekitou
最高と自動と
mac |2005-07-04
iMac G5において、CPUパフォーマンスを最高にしたときと自動にしたときの性能差を調べてみました。
上のような設定のムービーファイルを、下のような設定のムービーに書き出すのに要した時間です。
書き出しに使用したのはQuickTime Player (QuickTIme 7 Pro)です。ちなみに、このとき、可変ビットレートのAACで、ターゲットビットレートが128-146Kbpsで品質が高品質の音声になっています。またその結果出力されてくるファイルのサイズは16M強とちょろっと大きめですね。
() 内の数字は「最高」を100にしたときの所要時間。つまり、自動だと2倍ほどの時間がかかっていることになります。自動の方は2回計測して似たような結果だったので、たぶんこんなもんなのでしょう。
実際、CPU温度の推移を見てみると、最高に設定したときは70度を軽く超える温度を記録していたのに、自動においては60度そこそこの値で推移していました。自動の場合、あまりCPUを酷使していないのが見て取れます。
ていうか、ここまで差がつくのは意外ですね。
計算時間を優先させる時、意図的にパフォーマンスを「最高」にあげておくべきなんですね。
素材のQuickTimeムービーのフォーマット | |||
---|---|---|---|
Codec | アニメーション(約1670万色16ビット整数(ビックンディアン), ステレオ, 44.100kHz) | サイズ | 640×360 |
FPS | 24 | データ容量 | 199.22MB |
再生時間 | 14秒29 | ? | ? |
上のような設定のムービーファイルを、下のような設定のムービーに書き出すのに要した時間です。
出力するQuickTimeムービーのフォーマット | |||
---|---|---|---|
Codec | H.264 | 圧縮プログラム | 最高 |
FPS | Current (24) | エンコーディング | 最高品質(複数回実行) |
キーフレーム | 自動 | データレート | 自動 |
書き出しに使用したのはQuickTime Player (QuickTIme 7 Pro)です。ちなみに、このとき、可変ビットレートのAACで、ターゲットビットレートが128-146Kbpsで品質が高品質の音声になっています。またその結果出力されてくるファイルのサイズは16M強とちょろっと大きめですね。
最高 | 2分35秒(100) |
---|---|
自動 | 5分15秒(203) |
() 内の数字は「最高」を100にしたときの所要時間。つまり、自動だと2倍ほどの時間がかかっていることになります。自動の方は2回計測して似たような結果だったので、たぶんこんなもんなのでしょう。
実際、CPU温度の推移を見てみると、最高に設定したときは70度を軽く超える温度を記録していたのに、自動においては60度そこそこの値で推移していました。自動の場合、あまりCPUを酷使していないのが見て取れます。
ていうか、ここまで差がつくのは意外ですね。
計算時間を優先させる時、意図的にパフォーマンスを「最高」にあげておくべきなんですね。
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