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Inter BEE 行ってきた

与太話 |2023-11-17

今年は11/15から17の三日間、いつも通り幕張で開催されたInter BEEですが、最終日の今日行ってきました。コロナ禍でリアル開催が中止された時を除いて毎年行っていますけど、今年もまあまあ楽しめましたですよ。会場に向かう時の天気は酷かったですけどね。

主に仕事関係部分を回るわけですけど、個人的趣味部分を見渡すと、Mac Proの影が薄かったですな。ざっくり見ててAJAの展示のとこでしか見なかったような…。もっともMacは全体的に少ないのだけどね。ぶらぶらとOWCのブースでは同社製品がずらっと並んでいるから狙っている製品のサイズ感を確認してみたり、KVMを展示しているブースで熱心に説明を聞いてみたり、BlackmagicのブースでiMacがいるよとちょっと驚いてみたりしてました。

ということでInter Beeは主に放送局や映画とかで使われるようなハイエンドな機材展示が行われているところですけど、でも映像配信が手軽になったり、それを制作可能な機材の価格が昔に比べて絶対的に安くなっていることもあり、いろいろハードルが下がっているなってのは感じるところです。
そんなお安めの機材ってところで、カメラトラッキングをVIVIEで行うってのがちょっとほぅって思いました。たぶん

VIVE Mars CamTrack

これなのだと思うけど、カメラの位置や方向をVIVEのトラッカーを使って取得するってのは自力開発しているのを含め見たことあるけど、そこにカメラのズーム値を取得する機材も加わり、比較的小規模なスタジオで使用するに十分な機材を比較的リーズナブルで揃えられそうなのは素敵な装備だなって思いました。(個人で揃えるにはハードル高めの金額だろうけど)
ちなみにこのようなカメラトラッキングシステムで他に見かけたのはPixotopeRedSpy ですな。
そんなカメラトラッキングシステムを使って何をやるかっていうとVRとかXRとかですね。ナックのところで自社取扱のシステムを使って幾つかのバーチャルシステムのソフトウェアが動いてました。Unityで描画しているのもあってそこはちょっと驚きました。映像方面はUEに席巻されてますからね。意外といっちゃ失礼だけど、カメラデータを受け取って描画する仕組みをUnityで作りたい時、こちらに託すこともできるのでしょう。

んで、バーチャルシステム周りでは、カメラの動きとCGが連動しますってことでUEでデモしているところがいくつかありましたね。それらはだから描画能力としては横並びと言えるわけで、そこにどんな付加価値をつけるかが各社勝負なんだろうなと思いました。グリーンバックに立つ人の姿勢を取得してその手からUEで描画する炎を出してみたり、各種ハードウェアと簡易に接続してバーチャルスタジオを構築することをアピールしたり。機能面のデモで一番派手だったのはフォトロンのステージですかね。今年は力が入ってました。こちらの代々木駅のプロジェクト[X]を借りてUEとの連携のデモを行ってました。もともと話題になっていた作品だし、それをLEDスクリーンに映し出してリアルカメラと連動してリアルタイムで同期して動くCGの様は、なかなかにインパクトあったんじゃないでしょうか。

ということでなかなかに楽しんでInter BEEの会場を3時間ほどうろうろして帰路についたのでした。

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