日々適当

hibitekitou

CINEBENCHでの計測2

mac |2007-11-04
Mac Pro/ 2.66GHz Quad/ 2G RAM/ ATI Radeon X1900XT 512M VRAM

という環境において、CINEBENCHの9.5と10でそれぞれ計測してみました。
ファームウェア系のアップデータもすべて当てて最新になっている状態です。

  R9.5 R10
10.4.10 10.5.0 10.4.10 10.5.0
Rendering 1CPU 439 441 2881 2867
Rendering xCPU 1428 1221 9886 9640
C4D Shading 528 531 - -
OpenGL SW-L 2064 2150 - -
OpenGL HW-L 4415 5153 - -
OpenGL Standard - - 4926 5340


全体の傾向として、やはり、マルチCPU下でのCPUレンダリング速度の低下が見てとれます。
しかしそれがLeopardに起因しているものなのか、CINEBENCHがLeopardにたいしていい感じのセッティングになっていないからなのかはちょっと判断できません。
一方で、OpenGL周りの速度向上を大きく感じ取ることができます。ハードウェアにおける結果で5000を超える値を記録したことで、Windows環境と、少なくともCINEBENCH(Cinema 4D)におけるOpenGLにおいては同等かそれ以上の性能になったと考えていいのではないでしょうか。(NVIDIA系でも同じ傾向らしいってのはMacBook Pro/GeForce 8600M GT で調べたときに感じられた)

まだ、安定性とか描画性能とかはわかりませんけど、他のソフトでも同様の傾向を示すなら、速度面で、「いやぁ、Macで3D CGはグラフィクカードの性能を発揮しきれないからちょっとねぇ」って事態になる理由が一つ減ったと思われます(そんな理由で避けていた人がいたのかは不明だが…)。
コメント ( 0 )|Trackback ( )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。