日々適当

hibitekitou

第6世代iPad

iPhone |2018-03-28
日本時間3月28日午前0時からAppleにより行われた教育現場向けのスペシャルイベントは生中継はされなかったわけですが、そこでiPadの第6世代が発表され、その上で動作する各種アプリの発表も行われました。
新型iPadの一番の売りは、Apple Pencilに対応したこと。これにより、iPad Proとの差異が気になるわけですね。なにせ、お値段がiPad Pro 10.5インチの一番安いモデルが69800円のところiPadは37800円なのですから。その差3万円。結構大きいです。
(iPad Proの64GBのWi-Fi + Cellularで84800円。iPadの128GBのWi-Fi + Ceillularモデルだと63800円。ストレージを同一容量で比較できないのですけど(純粋な比較をさせないつもりなのだろうか)それぐらいの差)

それじゃ、その年段差分の価値がiPad Proにはあるのか、購入して一年も経たないiPad Proを普段使いしているものとして気になるわけです。

差異を見ていきます。
  • 厚みがiPad Proの方が1.4mm薄いです。重さはほぼ同じ。iPad Proのディスプレイサイズは10.5インチでiPadは9.7インチ。結果、本体サイズはiPad Proの方が幅と高さが1cmほど大きくなっております。
  • そのディスプレイだけど、iPad Proの方が大きい分、解像度も高い。iPad Proは2224x1668。iPadは2048x1536。iPadにはフルラミネーションディスプレイ・反射防止コーティング・ProMotionテクノロジー・広色域ディスプレイ・True Toneディスプレイが装備されていません。フルラミネーションディスプレイ・反射防止コーティングは第5世代iPadでも装備されていませんでしたが、この辺に廉価版感が漂うといったところでしょうか。画面の見やすさが随分と違う可能性が高いです。フルラミネーションディスプレイの有無でApple Pencilのテイストに変化が生じるかも興味があるところですね。ProMotion非搭載の方が差異は感じやすかな?
  • iPadのCPUはA10で これはiPhone 7世代のものですね。初代iPad ProがA9Xですからそれより新しいということで、Apple Pencilを利用することに不安は何もなさそうです。順当にいけば次期iPad Proに現在のiPnone 8世代の拡張版が搭載されてきましょうか。
  • ビデオ・カメラ性能はiPadのはとりあえず必要十分な内容を盛り込んだって感じですね。各種高画質化のための機能や録画能力がiPad Proと比較してiPadは一段下だったり搭載されていなかったりしています。カメラを重視する人ならこれだけで値段差は飲み込めそうですね。
  • スピーカーの数もiPadは半分。どうでもいいけど、iPad Pro(2015)を半分ぐらい枕の下に入れて音楽ならして寝てみたら、結構音が良くてびっくりしました(^^)
  • 通信能力としては、iPad ProがLTE-Advancedなのに対してiPadはLTE。
  • アクセサリとしてはiPadにはスマート小ネタクタがないのでキーボードはBluetooth接続ということになりますね。デザインが第5世代から変わったように見えないので、サードパーティアクセサリは豊富そうです。

そんなわけで個人的には価格差も納得できる感じではありますが、でも安いほうでPencilが使えるようになったのは実に大きなことだと思います。あとはPencilの値段がもうちょっと安くなればねぇ…

一緒にアップデートされたiWorks系のアプリのiOS版ではApple Pencilがサポートされるようになりました。Mac版でもタブレットからの描画が可能になってないんでしょうかね。
コメント ( 0 )|Trackback ( )
  ・