日々適当

hibitekitou

Maya 2017 リリース

cg |2016-07-26
タイミング的にはシーグラフに合わせたのでしょう。max 2017登場時には2016 Ext2しかでなかったmayaに2017が登場しました。

Maya 2017 ヘルプ [Autodesk]

新機能として大きいのはArnold Renderer [Solid Angle] の標準搭載でしょう。もっとも現状では連番をレンダリングするためのバッチレンダリングではウォーターマークが乗っかるそうで、2017の新機能「シーケンス レンダー」を使う必要があるそうです。つまりは大量のレンダリングをするにはMaya単体のライセンスでは心許なく、それゆえ2016以前ではmentalrayのレンダリングのためのライセンスが複数付属してきていたのですが、それがどうやら標準では無いらしい(mentalrayはAutodeskからは配布されずNVIDIAからダウンロードする必要がある)2017ではちょっと厳しい気分になるかもしれませんね(Arnoldでレンダーファームで回そうと思ったら、台数分のライセンスを購入・レンタルしなければならない、らしい)。mentalrayがNVIDIAから無償で利用可能になるとはあまり思えないような気がするので、管理者の方々は頭が痛そうですね。

Macで動かす人にとって大きいのはメニューバーの変更でしょう。



上図の通り、WindowsやLinux版と同じく、タイトルバーの下にメニューバーが配置され、OS標準のメニューバーには最低限のコマンドのみが表示されるようになりました。これはこれで、中クリックで以前に実行したコマンドを再実行するということが可能になるので(Softimageライクなコマンドの実行方法がアクティブになるので)、有りなのではないかと思います。

アニメーションに関しては、タイムエディタがSoftimageのアニメーションミキサ的に使えそうですし、グラフエディタも使いやすくなってそうなのがポイント高いですね。

ということで、いい加減触ったほうがいいんだろうなぁ…(苦笑)
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