日々適当

hibitekitou

リピートせずに配列を

xsi |2013-02-12
だいぶ前に、

Using arrays to avoid Repeat [eX-SI]

こんなエントリがeX-SIに立てられました。リピートせずに(Repeatノードを使用せずに)ICEで元となる配列を繰り返した配列を作成する方法というわけです。
インデックスの配列を作成し、それとSelect in arrayを使うのがミソみたいですね。
ちょっと分かりにくいのですけど、ようやく少し分かりました。

以下は、元となる配列の各要素を、指定した数だけ増やして新たな配列にするというものです。



その結果は以下の通り。



Select in arrayノードは、配列の指定したインデックスの要素を取りだす事が目的のノードなのだと思います。

[1,3,5,7,9]

という配列でインデックスが2の要素を取りだすと5が出力されてきます。
では、そのインデックスを配列で指定したらどうなるか。指定するインデックスを [0,2,4]としましょう。そうすると、どうやら

[1,5,9]

が出力されてくるようなのです。 指定するインデックスが[0,0,2,2,4,4]ならば

[1,1,5,5,9,9]

とならしい。この性質を利用してやるみたいなのですな。
ってことで、上図のようなICE Treeでは、配列の各要素を3回繰り返して新たな配列を作成する、ということをしています。

なるほどねぇ…
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EDLでちょっとだけ四苦八苦

mac |2013-02-12
僕のMacBook Proには、動画の編集ソフトは今ではFinal Cut Pro X しか入っていません、しかしFCP XはEDLが読めないのですよ。
といってもテープ編集周辺に関わりの無い人には関わることのないフォーマットですよね。僕自身も、EDLファイルを直接もらう事なんてこれまでありませんでした。必用なTC(タイムコード)を表にしたものを渡してもらう事はありましたけどね。でも今回、EDLを渡されました。

Edit Decision Listの略だそうです。もともとテープを使って編集を行っていた編集の現場では、一本の作品を作りそれが一本のテープに入っているなら、そのテープを作成するために、素材がおさめられた複数のテープのどこ部分をどのようにつないでいくか、という情報を記述するために利用されていたようです。ってことで、パソコン上で編集を行う前から使われていた用語みたいですけど、だからいくつか形式があるようです。CMX 3600とかSONY 9100とか。
しかして、テープメディアを過去のものとして葬ったFCP Xは、当然のようにEDLを捨て去りました。
FCP Xがリリースされた当初のバージョンでは、さまざまな機能の不備で批判を受けたものの、その後発表された将来サポートされる機能の中にEDLは含まれず、それは現在も変わりません。他の環境とのやり取りはXMLで行うということのようです。
テープ環境では致命的なこの措置は、しかし、徐々にノンリニアに移行している状況から、そう遠くない未来に欠点として上げられることはなくなるでしょう。

と思いつつも、今、EDLを読みたいんだよ、って状況はまったく改善しないわけで、んじゃ、どうしましょとなるんですな。
どうも、FCP Xだけではどうしようも無さそうなので、面倒なので Adobe Cloudの力を借りました。Premiereのインストールです。
あんまり余計なものは入れたくなかったんですけど、背に腹は代えられないというわけで。

Premiereはさすがにさくっと読み込んで、タイムラインが再現されました。TCの値が分かればいいだけなので、ソースへのリンクが外れているのは何の問題もありません。かくして仕事は無事に完了、できたんだと思います。
しかし、こーした一般的ではないフォーマットについては、いったんサポートが外れると代替を見つけるのが面倒っすな。まぁたぶん、今後二度とEDLを直接触ることはないだろうと思うので、まぁいいけど…。
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