日々適当

hibitekitou

Photoshop CS6(13.1)の新機能のひとつ

mac |2012-12-14
Photoshopが13.1になりました。そのアップグレード内容は以下のように書かれています。

例えば、新しいスマートオブジェクトサポートを利用したぼかしギャラリーやゆがみを使用して、自由な非破壊編集が可能です。テキストやシェイプを CSS として書き出したり、条件付きアクションを作成することもできます。また、画像をより鮮明に表示する新しい HiDPI ディスプレイもサポートしています。他にも、ワークフローを簡素化する便利な機能が含まれています。Photoshop Extended をご利用のお客様には、3D アートワークでシャドウや反射を簡単に作成するライブプレビュー(改良済み)や、より美しいイルミネーション制御を行う 32 bit カラーピッカーなどの新しい 3D オプションも提供されます。


個人的に興味を持ったのは、条件付きアクションを作成することができるという部分です。
例えば、横長の画像は横を640ピクセルに縦横比を保ったままスケーリングし、縦長の画像は縦を640ピクセルに縦横比を保ったままスケールしたいとします。この時、それぞれの動作をするアクションを用意しておきます。んで、さらにアクションを一個追加し、そこに条件付きアクションを作成します。



そのコマンドを実行するとアクションの設定を行うダイアログが開くので、そのポップアップボタンから「ドキュメントは横方向です」を選びます。そして、その条件に一致する場合に実行するアクションを、横長の画像の横を640ピクセルにするアクションを指定し、そうじゃない場合、縦方向を640ピクセルにするアクションを指定してやるわけです。



こうして、こんなふうにアクションが設定されました。



それで上図の場合「640ピクセルにスケール」というアクションを実行すれば、横長、縦長の区別をして、どちらの辺を640ピクセルにするか自動で判定して適切にスケールしてくれるわけっすね。
設定できる条件には限りがあるようですけど、それでも、これだけ条件を設定できるのなら、アクションだけでかなり捗る作業も出てくるんじゃないかって思います。



って、これって、このバージョンのCS6で初めてできるようになった機能ですよね?
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