日々適当

hibitekitou

エスカレータ

与太話 |2011-12-18
エスカレーターでですね。右を空けるか、左を空けるか、なんてことを考える場所があるんですね。
京都駅。京都駅に行った時にですね、右があいていることが多いんです。ところがですね。そこで電車を乗り換えて、例えば地下鉄に乗り換えて数駅移動して地上に出ようとするとエスカレーターに乗りますけど、そうすると人々は左あけなんです。いや、あからさまに観光客的な人は右をあけているんですけど、ほとんどは左をあけているような気がする。

良く言う、関東は右、関西は左をあけるってのを目の当たりにするわけですね。

んじゃ、何で関東は右をあけて、関西は左をあけるのか。

関西については大阪万博の時に「国際化」ということで、アメリカ辺りにあわせてそのようにしたという記事をよく見かけます。

続・エスカレーターの右左 [話の栞]

こんなブログのエントリを見ました。
関西が左をあけるようになったきっかけは
エスカレーター左側空けの「元凶」は何と阪急電車だった訳である。
と書かれていて、よく読み解けなかったのだけど、動く歩道が設置された時、そこをみんな歩いて通るために機器の損傷が激しく、だからせめてその負荷を半分にするために「お急ぎの方のため、左側をお空けください」とアナウンスすることで、片側の歩みを止めたって事なのかな。それがきっかけという事らしい。

それじゃ関東では何で右をあけるのか。上記ブログではこういう説を紹介しています。
日本では左側通行が原則という話だった。エスカレーターは歩くものという考えの人が多いと大阪方式の左側空けが自然な形で、逆にエスカレーターは静止して乗るものという考えの人が多いと東京方式の右側空けが自然な形になるのだという。
日本ではもともと左側通行が原則であった、と。法律的には基本的に道を歩く時には右側を歩くように規定されていたはずですよね。ん?となります。あと、何でそうだと東京式が右あけになるかもちょっと分からない。

前者についてはこんなページを見つけました。

右側通行 [本橋安全管理事務所のご紹介]

江戸の世では右側通行だったそうです。これは別に法律で規定されていたわけでもなさそうだけど、そうだったらしい。しかして、明治の世になり、法律で明確に左側通行となったそうです。これが現在の右側になったのは第二次大戦後の法改正で、車は左、人は右と規定されたから。GHQの圧力の結果なのに、何で米国式にならなかったというと、コストの問題らしい。従来車が左側通行だったのを右側通行にすると、それに合わせて車の設定(バスの扉の位置とか)を変えないといけないけど、当時の日本でそれは無理だったんで、対面通行という目的を達するためには、現実的には人を右にする方向になった、と。もっとも、意識として右側通行ってのはあまり定着してこなかった印象でしょうか。
ちなみにこの法律も、駅構内では例外とされ、駅内では左側通行が生き残っています。これもインフラの問題で、左側通行に最適化した駅構造を採用したりしていたからとかなんとか。先の阪急の左側通行をさせたと言うのも、鉄道でのそんな事情があったのかもしれませんな。

後者については、その節はやっぱよくわかりませぬ。
なんとなく納得できるのは、別の説で、「追い抜く」という動作をする時、道交法では右側から行うんで、それにならって追い越す人を右側を通すようにし、つまり、右あけになったというもの。

まぁ、やっぱりよく分からないってのが結論かなぁ。

でも、 郷に入りては郷に従えの精神で、その土地で最適な方を選んで欲しいなぁ、とは思います。
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iPhotoからフォトアルバムを作成するのはけっこういいよ

mac |2011-12-18
Mac標準ソフトのiPhotoで作る写真集がヤバい もっと流行るべき [ツブゾロッタフィルム]

というブログを見ました。
こちらの方はハードカバーのものを注文されたようですね。

iPhotoというMacを買うとついてくるソフト※は、けっこう前から、そのソフト内からフォトブックを注文することが出来る仕組みを持っていました(iPhoto内ではブックを注文するという用語になります)。
自分でページをレイアウトし、必要なら文字を入力し、注文すると1週間程度で印刷されたアルバムが届きます。



レイアウトはテンプレートが用意されていて、そこに写真を当てはめていくので完全に自由なレイアウトは出来ず、デザイナー気質な方には不満が残る仕様かもしれませんけど、割と豊富なバリエーションをそろえているので、一般には非常に高クオリティなレイアウトが可能といえると思います。



気になる印刷品質ですけど、僕はソフトカバーのものしか注文したことないのですが、最高の品質、というレベルのものではありません。実際注文したことがないので分かりませんけど、たぶん、富士フィルムがやっているフォトブックの作成サービスの方が美しい印刷品質のものを手に入れることが出来るんじゃないでしょうか。しかし、一般的には十分な品質だと思います。何より、Apple的センスのいいテンプレートを利用してのブックの全体的なクオリティと、それをiPhotoで作成することが出来るという手軽さから、それを利用しない手は無いでしょう。

上記リンクの方がそうですけど、何か記念になるような行事があり、そこでカメラマン的役割を担った時、これを利用してプレゼントすると、けっこう喜んでもらえるんじゃないでしょうか。
まぁ自分のために自分で撮った写真を印刷しようとは思いませんけど、人に渡す時、データで渡すのと紙にしかも製本された形で渡すのでは、喜ばれ方は違うでしょう。とはいえ、中にはデータでよこせという人もいましょうが、そこは臨機応変に(^^;


なお、iPhotoはMacを買うとバンドルされてきますが、無料ソフトではありませんのでご注意を。
新しいバージョンが登場したら、その登場後のMacを購入するかMac App Storeで最新版を購入するかしないと、新しいバージョンの利用は出来ません。
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