日々適当

hibitekitou

Pixelmator

mac |2010-03-07
Pixelmator.com
ピクセルメーター [act2.com]



MacBook Airに入れるグラフィックソフトを探していました。
ってか、Photoshopが理想なんだけど、Mac Pro, MacBook Proに入れちゃっているので、さすがにもう一本買うことはできない(主に財政的理由で)。ちなみにPhotoshopはメインとサブの2台のマシンに入れることをゆるされていますよね

ということで、Pixelmatorを試してみます。
Macに最適化されたグラフィックソフトとして注目されていたツールですね。



個人的に大切なのは、最低限、
  • Photoshopのレイヤー構造がどこまで再現できるか。
  • アルファチャンネルをもてるか(TIFF出力した時にアルファチャンネルはどうなるか)。
  • 色調補正はどの程度利用可能か。

といったところです。

ひとつずつ検証してみます。

まずはレイヤー構造



レイヤースタイルや調整レイヤーは、まぁ当たり前だけど、再現されませんでした。レイヤーマスクは再現されましたね。



まぁこれは想像通り。

続いてアルファチャンネルです。



アルファつきのTIFFファイルを読み込むと、アルファチャンネルの黒部分が抜けた状態のレイヤーとなって読み込まれました。これはまぁTIFFの種類によってはPhotoshopに読み込まれることきもそうなので、ありうることです。
そこでTGAでやってみます。32bit TGA。しかし、Pixelmatorに読み込むと、TIFFと同様、透明部分が作られたレイヤーとなって読み込まれました。



それはアルファチャンネルをもてるか、という部分につながるわけですけどね。
先のTGAにPixelmator上でブラシツールで適当に書き足して、その上で上書き保存してやったものをPhotoshopに読み込むと、アルファチャンネルに書き足したラインが追加され、レイヤーは「背景」のみの状態で読み込まれました。ただし、Pixelmator上で透明だった部分は白く塗りつぶされています。これは、3D CG向けテクスチャ作りにはちょっと致命的かも。

続いて色調補正について。



これはまぁ基本的なのは一通りそろっているようですね。調整レイヤーとして機能してくれると言うことは無いのですけど。

後はテキストはちゃんとテキストのレイヤーとして保持されれて再編集可能なはよいなと思います(それゆえにレイヤースタイル的なものがないのが惜しい)。

フィルタ類がCoreImageを利用していることで非常に高速な為に、1024程度の解像度の画像に対してはさくさくできるのも非常に好感度高し。

レイヤーの変形も、ワープ的な曲線状の物を使えない以外はPhotoshopと変わらない。

物としてはとても良いなぁって感じられます。
それゆえにせめてアルファチャンネルを複数持たせてくれ、って思うんですよね(服数チャンネルのあるPSDファイルやTIFFファイルを読み込むと、無視されてしまう模様)。

Photoshopをベースとする限り、Photoshop Elementsを買ったほうがよさそうと言うのが残念です。
とはいえ、そうでは無いのなら、結構高機能なグラフィックツールとしてお勧めできるかもしれないなぁ、って感じられましたですよ。

アルファチャンネル云々言うなら、GIMPにしとけった感じかな?
あれ?GIMPってどうなんだっけ。
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