日々適当

hibitekitou

とどめを刺してしまったお話

mac |2006-04-18
職場のMacについていろいろ口を出していたらいつの間にかMac方面のメンテナンス要員になってしまっていて、それはそれで構わないので受けているのだけど、昨日はまいりました。

発端は、プリンタが見えなくなったのでどうにかしてくれ、というお話でした。
プリンタ設定ユーティリティをみると、確かにプリンタが見えません。んが、プリンタを追加しようとするとエラーが出るのですよ。

ちょいと離席したかったので、んじゃその間にディスクユーティリティでアクセス権でもチェックかけるかってわけで、アクセス権の検証をかけました。
で、離席して戻ってきても、まだ終わっておりません。
さすがに時間がかかりすぎなので、シングルユーザーモードにて再起動。fsck -fy をかけてみますと、エラーのオンパレードです。んが、3回もかけると異常ないよ、ってメッセージが出てきてくれたのでほっとしたところで、せっかくなのでディスクウォーリアでもかけてみっかと思ったのが悪かったのでしょか。
シングルユーザーモードから再起動させてそのまま直接ディスクウォーリアで起動させディレクトリの再構築をしてしまったのですね。9つほどリンクが見つからないってメッセージが出たような気がするけど、かまわず再構築。
で、ハードディスクから起動させようとすると、…延々と起動しません。Command + V の起動プロセスを表示させつつの起動のモードでは延々と同じメッセージをはきつづけております。
どうも、ブートに必要な何らかのファイルへのアクセスが出来なくなった模様…

fsckとディスクウォーリア、どっちがとどめを刺してしまったのか分からないのだけど、仕方がないので、OSの再インストールをはじめることになってしまったのでした。

この手のユーティリティにとどめを刺されたのははじめての経験だったのでちょいと新鮮な気分を味わったものの、たぶん、顔は青くなっていたと思います。

幸い、そのマシンを利用している人は作業中のデータの多くを外付けHDDに入れていたので、そのHDDを別のマシンにつなげてそこで作業を行なってもらうことが出来ました。
というわけで、その人の席を占拠させてもらい復旧作業を行なうことになります。

とりあえず外付けHDDに内蔵HDDのデータをバックアップするために、FW接続の2.5インチHDDにOSをインストールして、そこから起動の上、内蔵HDDから外付け3.5インチFW HDDにデータのバックアップを行ないました。

特に考えもなく2.5インチの方にOSを入れちゃったのだけど、3.5インチの方に入れておけば良かったと後悔しましたですよ。

というのも、2.5インチHDD の方にOSを入れた後、内蔵HDDを初期化して再びOSをインストールの上、環境構築(ユーザアカウントやネットワーク他のシステム周りの設定)していくのは面倒だなぁって思い、それで、2.5インチの方に環境を構築してしまってから、それを「復元」で内蔵の方に書き戻してやれ、ってもくろみを立てたんです。

しかし、2.5インチの方のディスク容量は30Gにすぎず、しかして内蔵HDDの方のバックアップすべきデータ容量は180Gほどもあったのでした…

足りません。

というわけで、初期設定とかの情報を2.5インチのシステムに内蔵からコピーを行い、それ以外のユーザが作成したデータを3.5インチの方にバックアップを行って、2.5インチの内容を内蔵HDDに復元を行なってから3.5インチにバックアップしたデータをかき戻す、という作業を行なう事となりました。
結局、その後のアプリのインストール作業を完全に終えることは出来ず、翌日に作業を持ち越しとなっております…

自分の仕事の空白期で本当に良かった、と思いました。…金にはならないけど(泣)
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