職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

拠点の浮遊化が、わたしの精神に大きな刺激を与える。HPのmimika化、現在、まじめに検討中でっせ

2007-11-29 20:50:38 | Weblog


★きょうの図書室

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◆自分の精神が劇的に(もちろん活性化する方向に)変化することを期待して、わたしはよく自分の部屋の模様替え(←今年の夏は自分の部屋を古本屋化)をする。
 先週の日曜日は、夜中に起きて、イスとテーブルの位置をあちらこちらへと変えてみた。

 ホームページ内のこのページも、今後、あれこれ模様替えをして、自分の精神が劇的に変化することを期待しているのだが……。

 最近の&今後の「HP模様替え」のテーマは、
(1)完成した文章のアップをやめて、思考の過程にある文字列、材料をアップする方向へ。
(2)苦手な分野をムリに記述し、それをアップしようとすることをやめて、もっとも得意とする分野をジャンジャンとアップする方向へ。
(3)考える過程あるいはその結果を記述し、アップすること(←これはこれでいいし、継続もするが、それ以外)に、あまり考えなくても記述できる、ま、どうでもいい部分を創設する方向へ。


★PTA広報委員会と印刷屋さんとの打ち合わせ


◆この(3)「考えなくてもいい部分」のモデルの例を示す。
 ある歌手のブログからコピーした。

 ねぎ・ごま・かつおぶし
 たっぷり派のうどん娘、mimikaです。
 ほんまに食べました。
 う・ど・ん
 うまかたぁ。
 はりきってカレーセット頼んでもてぇ……
 うっぷ……ぐるぢぃぃ……
 残さず食べつくし、
 寝るまでもちそうでなによりです(笑)
 ごっつぁんでしたぁ

 この記事にうどんの画像がはりつけてある。
 わたしはmimikaではないので、こんなことをやってもだれも見てくれないだろうが、正直なところ、自分のHPにもこういう部分があっても、いや、部分ではなく、これが全部でもいい……という気持ちがないわけではない。
 11/6~11/9にアップしつづけた「修学旅行中です」は、これに近いのかもしれない。

 このHPのmimika化で大きく変わることが、実はある。
 なにかというと、現在は、自分の部屋のPCを置いている場所が記述やアップの拠点だが、mimika化すると、この拠点が激変するのだ。
 無人駅のベンチ、コーヒーラウンジの片隅、図書室の書架と書架のあいだ、移動中のバスの座席……。
 この拠点の変更(拠点の浮遊化)が、わたしの精神に大きな刺激を与える可能性がある。
 HPのmimika化、現在、まじめに検討中でっせ。


◆昨夜、みなみ小で、すこやかみなみネット推進委員会がひらかれた。

 すこやかみなみネットが対象としている白銀みなみ地域は、人口11412人(大久保2235人・岬台2439人・白銀台3104人 2007/3/31現在)、世帯数4300世帯(大久保2235世帯・岬台887世帯・白銀台1178世帯)。 
 八戸市内全体からみた割合は、約5%。
 人口はやや減少傾向。
 反面、世帯数は増加傾向にある。
 だから、核家族化が進行していると考えられる。

 八戸市総合政策部が地域の人びとを対象に行ったアンケート「わたしたちの住んでいる白銀南地域の〈よいところ〉や〈気になること〉」では、次のような回答が寄せられている。
 ○地区運動会や白銀南公民館を中心にした活動が活発
 ○地域行事(ほたるの里づくり・グランドゴルフ等)に、高齢者が元気に参加している一方、若者の地域行事への参加が少ない。
 ○公民館や社会福祉協議会主催の行事に、3連合町内会がいっしょに参加する機会が多くなり、交流が徐々に深まっている。
 ○地区によっては、アパートが増加し、町内会の加入率が低下している。また、町内会の役員等の後継者不足を感じる。
 ○大久保地区では古くからのまちなみのため、道路が狭く、災害時の避難、子どもたちの安全確保等が心配である。


◆ここに登場する人口11412人の「地域」は、もちろん、ただ単に空間としての地域をさしているのではない。
 一般論として、理想を語れば、この地域に住む人びとが、生産や消費、子育てや学び、レクやイベントや奉仕活動など、協働の活動を通し、帰属意識を共有する場所のことである。
 逆に、というか、具体論として、現実を語れば、そういう地縁でもって人びとが結びつき、生活領域全般を包みこむ地域共同体は、急速に衰退、もしくは空洞化している。

 ◆昨夜、悩みながら、クドクドと述べていた、「学校・家庭・地域が協働できる教育システムづくりをめざし、みなみ小・中PTAを核にすこやかみなみネット事業を推進する」という本校の経営の重点2は、この現実と理想の間に存在する。
 よくわたしたちがいう「地域の子どもは地域で育てよう」も同じだ。
 一般論として、現実の地域は「地域の子どもを地域で一人前に育てる力」を有していない。
 わたしたちが「地域の子どもは地域で育てよう」というとき、そういう力を失っているという目の前の現実から、そのことを可能にする力を有する理想の状態に至ろうという強い願いがある。(記述、中途)

◆昨夜のすこやかみなみネット推進委員会の、感動的な協議内容を記述するつもりでPCに向かったのだが、その「感動」を表現するためには少し回り道をしているうちに、わたしのエネルギーが尽き、すこやかみなみネット推進委員会の協議にもどれなくなってしまった。
 残念だが、きょうはこれで終わることにする。


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