職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

つまずいた子は塾をさがせ……か? 

2007-01-13 09:35:13 | Weblog

07.01.13 つまずいた子は塾をさがせ……か?

◆教育課程編成に関して、午前中、
 ①全体会(テーマ「つまずいた子どもへの補習の方法」)、
 引きつづき、新年度の計画に関して
 ②校務分掌会議
 ③領域部会、
 午後、
 ④教科部会。

■「補習」については、もちろん、これまでも、授業そのものの改善とともに、放課後や長期休業中などに時間を設定して実施してきた。
 しかし、きのうの授業でつまずいた子どもにはなんとか対応できても、小学校2年で……あるいは小学校4年で……中学1年の1学期で……つまずいたという生徒には十分対応できていない。
 つまずいた子どもの保護者にしてみれば「つまずいた子は親がいい塾を探してこいということですか?」とでも言いたくなるような状況。
 これをなんとかしたい。
 プロ教師集団(公立中)が、つまずいている子を塾に託していてどうするのか。
 高等学校にトコロ天突式にほうり出してどうするのか。

■ここで、今、きょうの議論を再現するつもりはない。
 ただ、ひとつの例として、「1週間に2日、放課後30分間の補習時間を設定する」という案が出された。
 これに対して、やはり想定されたように「部活動を一斉にスタートさせたい」とか「保護者の中には部活動も正規の学習活動だと思っている人がいるので、きちんとやらなければ……」という反対意見が出た。
 反対意見に対して、「部活動の教育的意義は理解できるが、つけるべき学力を保証できない責任をどう取るのか」「保護者には部活動が学校外の自主活動、教員にとってボランティア活動だということを説明すれば済むことだ」などという反論。
 さらには「1週間に2日だけ、それも30分間だけというような設定をしてどれほどの効果があるのか、ほとんど効果があがらないということはみんながわかっているではないか」という意見も出た。

■わたしには「腹案」がある。
 ただ、それを提示して「さあ、これでやりましょう」では、学校運営はできない。
 教職員全員で、意見を出し、戦わせ、あるいはアウフヘーベンさせて、わたしの「腹案」以上の案を創出して本物になる。
 はっきりいうが、きょうの議論は、わたしの「腹案」を超えていない。
 しかし、いい議論だった。
 同じ考えの人などいない。
 わたしと志塚Tは似ているようで違う部分がある。
 四戸教頭Tともそうだ。
 違う意見の者が、ま、月並みな表現だが、同一のテーマをめぐって意見を述べあうことによって、状況を立体的に、より的確につかむことができるようになる。
 本日の議論の骨子をまとめ、それを土台に具体的な施策を提示できるようにしよう……ということで、きょうのところはチョン。

■全体会の終わりに、わたしのほうから教科部会で学力に関して具体的な達成目標を設定する際の留意事項を述べた。
 これは別項目で記述したい。

■画像は、模擬授業大会。生徒役の教師。


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