職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

キム・ヨナ選手が負けたらかわいそうだなぁ~とコメントする日本の若者。日本が疾駆しつつある「地点」を

2010-03-04 13:51:53 | Weblog

10.03.04 日本が疾駆しつつある地点



◆と思っていたら、わが国にも、結構、ナショナルな発言がありますね^^;^^;。

 (1)わたしが最も愛する産経(^_^)vは、なんと、オイオイ……。

 これで日本のメダルは計5個(銀3、銅2)となった。前回トリノ五輪(金1)や前々回ソルトレークシティー五輪(銀、銅各1)を上回る成績である。メダルまであと一歩だった選手もおり、よくやったとねぎらいたい。
 しかし、テレビの前で声援を送った国民の中には、メダル数でカナダや米独など欧米勢に迫った韓国や中国選手の活躍と比べて、物足りないと思った人も少なくなかったのではないか。
 国旗を背負うオリンピック代表選手の活躍は、国民に誇りと活力を与える。(【主張】冬季五輪閉幕 次は「金」へ総力挙げたい 2010.3.1)

◆(2)あるいは、今、衆議院議員の城内実氏が冬季五輪のメダリスト、キム・ヨナ選手と浅田真央選手の闘いにブログで言及し、それを読んだ人たちから批判の声が殺到、ブログが大炎上している件について。
 わたしは、ブログを炎上させている人々とは、また別な観点から城内氏のコメントを読みました。


 韓国のキム・ヨナ選手がどうみてもだんとつであった。悔しいがとなりの韓国にわが日本は完敗した。僅差やどんぐりのせいくらべの金と銀ではない。大差の金と銀であった。

 これは城内氏のコメントの一部ですが、お気づきのように「韓国にわが日本は完敗した」と。

 わたしはナショナル度だったら、だれにも負けませんが、いやぁ~、意外に、意外に、彼もナショナルな人なんですね。

◆(3)とくダネ!のキャスター小倉智昭氏も。

 こういう盛り上がるスポーツ(アイスホッケー)になんとか日本も力を入れるべきなのに、どんどんチームがなくなっている。国民が燃えるような種目を基礎から作っていかないと、五輪をやりたいとか、見たいとかいう気持ちが萎えてしまう。

◆わたしは、現在の日本が、産経が主張するような「オリンピック代表選手の活躍」で「誇りと活力」を得る、あるいは、得なければいけない「地点」にはいないと、考えています。

 フィギュアスケート女子フリーの前日、ネット上で、日本の若者が(ま、「若者」という保証はありませんけれども……)、「韓国のキム・ヨナ選手は、あんなに国民から期待されている。なのに、浅田真央選手に負けて、金が取れなかったらかわいそうだなぁ~」とコメントしていましたが、案外、現在、日本が疾駆しつつある「地点」を、正確に言い当てているのかもしれません。

◆本日は、県立高校入学試験。画像は、下級生が受験生に贈った、大願成就・合格祈願だるま。


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