◆行き当たりばったりで花巻の高村光太郎山荘を訪れた。 何日か前、学校の事務室にあった時刻表を開いて列車を調べかけたのだが、やめた。 花巻観光案内所に電話をして山荘行のバス時刻を調べようと思ったが、これもやめた。 そういう領域とはまったく異なる領域の物語に、全身の細胞を侵入させたかった。 ◆八戸08:56~10:54〈青い森鉄道 2,960円〉盛岡11:06~11:42〈JR東北本線 650円〉花巻 高村山荘行きのバスが午後2時までないので、12時30分発の新鉛温泉行に乗り、スケート場前で下車。 「山荘にいちばん近い停留所はここです」(バスの運転手) 「ありがとうございます」 「でも、山荘まではだいぶありますよ。ほんとうに歩くんですか?」(運転手) 「ええ、歩いてみます」 ◆昭和45年に1度来たことがある。 往路はたぶんバスに乗ったのだと思うが、まったく記憶にない。 帰路のことは古い手帳に「バスがないので歩いていたら、土地の人が自動車に乗せてくれた」とある。 花巻市街を案内してもらったことがかすかに記憶に残っている。 あのとき、わたしはどの方向に歩き出そうとしたのだろうか。 今、自分が歩いている道がその道なのだろうか。 13:45 大田村山口の高村山荘着。山荘、展望台、記念館。見学料550円。 ◆光太郎は昭和27年に帰京しているから、昭和45年というのは、光太郎が山荘を離れてから18年目だったのだ。 きょうはそれからさらに34年たっている。 展望台の椅子に座り、自分はこの2つの「時間」と、その向こうにある2つの足跡の「存在」を体感するために、ここに来たのだと思った。 15:06 岩手交通バスで山荘発。 花巻16:18~16:58〈JR東北本線 650円〉盛岡17:06~18:58〈IGRいわて銀河鉄道快速 2,960円〉八戸 ◆写真は光太郎山荘内部 ![]() にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
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